名古屋証券取引所の新興企業市場「セントレックス」上場の医薬品会社「エフェクター細胞研究所」(東京)は20日、同社の株式公開を引き受けている主幹事証券のライブドア証券とは今後関係を絶ち、主幹事を変更すると表明した。
会計監査も、06年5月期決算から現在の港陽監査法人(横浜市)とは別の監査法人に依頼する。ライブドアや同法人への強制捜査など一連の問題を受けた対応で、同研究所は「ライブドアグループとは取引などは一切ない。当社にとってはイメージダウンがリスクだ」と述べた。
同研究所は昨年3月に上場。初日は売り注文が殺到し値が付かず、市場では「公募価格が高すぎる」などの声も出た。
[2006/1/20/19:05]