ライブドアの堀江貴文容疑者らの逮捕について、米主要紙も23日、「日本の企業風土を変えたインターネットの大物が逮捕された」(ワシントン・ポスト電子版)などと大きく取り上げた。
ニューヨーク・タイムズ(電子版)は「Tシャツ姿の起業家が日本中を魅了し、そして東京証券取引所を震え上がらせた」と、堀江容疑者の人物像を詳しく報じた。
同紙は堀江容疑者が「悪はすべて旧態依然とした企業幹部がつくる」などの発言で世間をわかせたと紹介。1年前には「詐欺だと言われても、法さえ犯していなければ許容範囲。倫理というのは時代とともに変わる」と話していたと伝え、「今やその考え方が彼を悩ませるようになった」と指摘した。
ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は「急成長の企業帝国を築いた攻撃的なビジネスの合法性が問われることになった」と指摘した。
[2006/1/24/14:18]