大雪に加え、搭乗手続きの混乱から、成田発ホノルル行きJALウェイズ74、76便が21、22日の2日間にわたり出発できなくなるトラブルがあり、日本航空が乗客約800人に1人当たり5万円の異例の「おわび金」を支払っていたことが24日、分かった。
日航によると、この2便は21日夜に出発予定だったが、大雪の影響で、出発を22日午後6時に振り替えた。
しかし、22日もダイヤの乱れが続いた上、搭乗するはずの約80人が搭乗ゲートに現れず、旅客機に積み込んだ荷物の中からこの80人分を探しているうちに、23日午前1時の空港運用時間を過ぎ、出発できなくなったという。
乗客は23日の臨時便でホノルルに出発したが、21日から2晩を空港内で過ごした乗客も多く、おわび金支払いを決めた。補償金は別途、乗客と個別に交渉する。
[2006/1/24/18:05]