25日の東京株式市場で、監理ポストのライブドアマーケティング株に引き続き売り注文が殺到、売買が成立しない状態が続いている。一方、ライブドア株は東京証券取引所が異例の取引時間短縮措置を発動したため、午前の取引が行われない。
ライブドア株については「既に清算価値を下回る水準まで値下がりした」(大手証券)ともいわれ、投機的な買いが急増する恐れがあるため、市場では午後1時半からの取引に注目が集まっている。
取引成立で約定処理件数が一気に膨らむ事態となれば、東証のシステム不安が再燃。「ライブドア・ショックから立ち直りかけている相場が再び混乱する恐れもある」という。(共同)
[2006/1/25/12:33]