4日午前零時10分ごろ、神戸市北区の神戸電鉄有馬口駅で、入ってきた新開地発三田行き下り普通電車(4両編成、柳原淳一運転士)の後ろ2両が脱線した。前2両は既に駅構内に入っており、4両とも横転はしなかった。運転士と乗客66人にけがはなかった。
神戸電鉄は1月22日、上り回送電車(4両編成)が有馬口駅を出発直後、今回の現場から南西数十メートルの場所で脱線する事故が起きており、有馬署は現場を実況見分し原因を捜査。2つの事故の関連も調べる。
神戸電鉄は事故後、全線でストップ。有馬口駅を含む有馬線は4日午前も谷上−岡場間で運転を見合わせ、バスで代替輸送した。
[2006/2/4/12:18]