風俗店従業員の女性から現金約8万円を盗んだとして窃盗罪に問われたアイスホッケーの長野五輪代表選手で無職小友坊被告(30)に5日、札幌地裁(多田裕一裁判官)で開かれた初公判で起訴事実を認めた。
検察側は「所持金に困ってという自己中心的な動機に酌むべき事情はない」と懲役1年を求刑、弁護側は「反省しており、被害金を弁償している」と述べ、執行猶予付きの判決を求めた。判決は22日の予定。
起訴状によると小友被告は昨年11月11日午後、札幌市中央区のホテルに風俗店従業員の女性を呼び、女性がシャワーを浴びている間に、財布から現金約8万円を盗んだ。
[2006/2/15/14:28]