千葉県教育委員会は15日、欠勤が続くなど教諭としての適格を欠くとして、県中央部の小学校女性教諭(38)を分限免職にした。
県教委によると、教諭は採用3年目。二日酔いの状態で出勤したり、会議中に居眠りしたりするなど採用直後から問題行動を繰り返した。担任児童の保護者から苦情もあり、昨年春からは担任を外されていた。
昨年11月末以降は、規定の年休取得後も体調不良や「寒いから」という理由で欠勤を繰り返し、県教委は「勤務実績不良の上、指導力不足」と判断した。
分限免職は、職責を十分に果たすことができない場合に職員としての身分を失わせる地方公務員法上の処分で、退職金は支払われる。
[2006/2/15/20:57]