風俗店従業員の女性から現金を盗んだとして窃盗罪に問われた元アイスホッケー長野五輪代表選手で無職小友坊被告(30)の判決公判で、札幌地裁は22日、懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)を言い渡した。
判決理由で多田裕一裁判官は「所持金に困ったという身勝手な動機に酌量の余地はないが、反省し、親の協力で被害弁済されている」と述べた。
判決によると、小友被告は昨年11月11日午後、札幌市中央区のホテルに女性を呼び、女性がシャワーを浴びている間に財布から現金約8万6000円を盗んだ。
小友被告は日本代表として98年の長野五輪に出場し、コクドや雪印で活躍した後、02年に現役を引退した。
[2006/2/22/15:35]