フランスで最も権威があるレストランのガイド本「ミシュラン」は22日、世界各国の要人が足を運ぶパリの超有名店「トゥール・ダルジャン」を3月1日発売の2006年版で1つ星に格下げすることを明らかにした。同店は昭和天皇も食したカモ料理で有名。
1933年のミシュランの格付け開始以来、52年を除いて3つ星を確保していたが、96年版で2つ星に転落していた。
また、吉野建さん経営の「ステラ・マリス」(パリ)、松嶋啓介さん経営の「ケイズ・パッション」(ニース)がそれぞれ新たに1つ星を獲得。パリの「ひらまつ」に続き、フランスで日本人が経営する1つ星レストランは計3店となった。
06年版で3つ星は26店、2つ星は70店、1つ星は425店。
[2006/2/22/23:29]