米エネルギー省は23日、核爆発を伴わない通算22回目の臨界前核実験を、西部ネバダ州の地下核実験場で米東部時間の同日午後3時(日本時間24日午前5時)に行い、成功したと発表した。米国の臨界前核実験は2004年5月以来約1年9カ月ぶりで、英国と共同で実施した。英国との共同実験は02年2月以来2回目。
同省によると実験は「クラカタウ」と名付けられ、地下約290メートルの水平坑道内に設けた実験室で、高性能爆薬を使ってプルトニウムに衝撃を与え、反応を調べた。(共同)
[2006/2/24/10:19]