4日午前4時5分ごろ、横浜市磯子区の国道16号で、工事現場の交通誘導をしていた警備員鈴木富子さん(61)が乗用車にひき逃げされ死亡した。磯子署は同日午後、道交法違反(ひき逃げ)などの疑いで磯子区、私立大2年生山崎晋平容疑者(20)を逮捕した。
調べでは、山崎容疑者は酒を飲んだ状態で鈴木さんをはねて死亡させた後、道路反対側の花屋に衝突。その場に車を乗り捨て徒歩で逃走した疑い。「居酒屋で友人と酒を飲んで帰る途中だった」と供述しているという。帰宅後、父親に「車を盗まれた」とうそをつき、父親が磯子署に盗難届を提出。現場の車と同じだったため、同署が山本容疑者を追及した。
[2006/3/4/20:36]