ライブドア宮内、中村両被告も保釈
ライブドアグループの証券取引法違反事件で、東京地裁は17日、同法違反(有価証券報告書の虚偽記載など)の罪で起訴されたライブドアの前取締役宮内亮治被告(38)、ライブドアファイナンスの前社長中村長也被告(38)の保釈許可決定に対する東京地検の準抗告を棄却した。両被告は同日午後、1月23日の逮捕から53日ぶりに東京拘置所を出た。保釈保証金は宮内被告が5000万円、中村被告は2000万円。
ナンバー2だった宮内被告は、拘置所で使ったふとんと身の回り品が入った段ボール箱4個を積んだ台車を自ら押して迎えの車に乗り込んだ。車は約80人の報道陣に取り囲まれ、数分間、動けない状態になったが、宮内被告はカメラを手で遮り、呼びかけにも無言のままだった。
一方、ライブドアの前社長堀江貴文被告(33)の弁護人は17日、東京地裁の保釈請求却下を不服として準抗告した。前代表取締役熊谷史人被告(28)側も保釈請求却下に対して準抗告していたが、同日棄却された。
[2006/3/17/21:10]
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