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  あなたの隣の感染症
 

【第50回】

国際化で流行も速く

あなたの隣の感染症

人畜共通感染症

 新型肺炎(SARS)の流行で、世界中がパニック状態になっていた昨シーズン「SARSの感染源はハクビシンか!」という報道がメディアをにぎわした。結局「野生動物が起源だろう」ということで、専門家の意見は一致しているものの、まだSARSウイルスの感染源は特定されていない。

 このように私たちの脅威となる新しい感染症の多くに、何らかの形で動物が関係しているらしいことは、専門家の間では定説だ。例えば、アフリカで流行したエボラ出血熱は、感染源の動物は特定されていないが、この感染症の犠牲となったゴリラが発端だった。

 また米国で猛威をふるっている西ナイルウイルスは鳥が感染源で、蚊が媒介している。マレーシアではニパウイルス脳炎という病気が流行したが、これは未知の動物、あるいはコウモリが持っていると考えられるニパウイルスが、ブタを介して人に感染したという。

 国立感染症研究所情報センターの谷口清州医師は「国際化の流れに乗って、人や物が猛スピードで動いている。いろいろな意味で地球規模のボーダーレス現象が起こっており、感染症も例外ではない」と説明する。

 地球温暖化や環境破壊などにより、一部の地域だけで発生していた感染症が、他の地域で突然発生することもある。また航空機の頻繁な往来によって、ある地域で発生した感染症が世界各地に広まるスピードも早くなってきている。国際線の飛行機の中にいる蚊が日本にはない感染症を持ち込み、国内に広めることも心配される時代なのだ。

 以前は、人間に感染することはなかったが、動物と人間が容易に接触するようになったために起きていると思われる感染症も多い。動物の検疫では「輸入ペット動物」から致死的な病原体が発見されることもあり、ペットブームの今、日本の動物の検疫体制の見直しが進められている。谷口医師は「人獣共通感染症の防止対策を強化する必要がある」と指摘している。

【ジャーナリスト 月崎時央】

 ◆国立感染症情報センターのHPには、ペットから感染する疾病についての最新情報がある。アドレス=http://idsc.nih.go.jp/jinju_hp/index.htm
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