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  今、心の診察室では
 

【第19回】

早期回復を左右、プライマリケア医

今、心の診察室では

 病気になると、どの診療科にかかるか、しっかり決めている人が多い。とりわけ、受診回数の多い内科、婦人科、小児科は、各家庭で決めているようだ。

 さらに、診療科別に細かく分けると、頭痛が気になれば神経内科、胃が痛むとか下痢が続くようなら消化器内科、喘息(ぜんそく)に悩むときは呼吸器内科、糖尿病なら内分泌・代謝内科、円形脱毛症なら皮膚科、インポテンスで悩むときは泌尿器科、腰痛症なら整形外科などといった具合に各診療科を受診する。

 ところが、それぞれの疾患の専門医が治療をしても、なかなか治らないケースがある。治ったとしてもすぐに再発してしまう。

 このような中にストレスが大きく関係して発症しているケースが多く含まれる。患者は心が関与しているとは判断がつかないので、それぞれの担当医を受診して、当然である。

 このようなプライマリケア(第一線の)医から、心が大きく関与している場合は心療内科が紹介される。そのほかには、患者自身がいつまでも治らないので心療内科を受診するケースもあるし、企業内の産業医の紹介で受診するケースなど、さまざま。そして、心の影響が身体疾患となった心身症、このほかに軽症うつ病なども心療内科で診療が行われる。

 それだけに、プライマリケア医の診断がストレス病患者の早期回復を大きく左右する。たとえば、うつ病の患者の場合、精神科医が非常に多い米国であっても、うつ病患者の半分は、専門医の診療を受けることなくプライマリケア医が診ているといわれている。英国ではうつ病患者の90%をプライマリケア医が診ているという。

 日本の場合は正確な統計はないものの、うつ病患者の95%以上はプライマリケア医が診ていると推測されている。これは心身症においても同じとみられている。それだけに、心療内科、精神科の理解が一般に広まるとともに、プライマリケア医がもっとうつ病や心身症を理解する必要が指摘されている。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

プライマリケア医

 地域において患者が最初に受診する一般医、家庭医をいう。プライマリケア医には近接性、包括性(予防から終末期医療まで)、協調性(専門医とのグループ性)、継続性(病気のときも健康なときも)、責任性(生涯教育)が求められており、実力あるプライマリケア医の育成に力が入れられ始めた。
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