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  今、心の診察室では
 

【第21回】

心身症生む心理社会的ストレス

今、心の診察室では

 現代の病気には、ストレスが大きく関係していることが多く、その心理社会的な因子に影響を受ける身体疾患が心身症で、心療内科がそれを専門に診察する。

 では、その問題のストレスは、身体にどのように働いて病気を生みだすのだろうか。「人間は『自律神経系』『内分泌系』『免疫系』の3つの系統が互いに調整し合って心身のバランスを保っています。この3つの調整システムのバランスが崩れると病気になるのです」と、日大板橋病院心療内科の村上正人科長は言う。「そのバランスを乱すと考えられているのが微生物、悪性腫瘍(しゅよう)、毒性物質、外傷などですが、ストレスも大きな要因なのです」。

 体に外からストレスが加わると、その情報はすぐに大脳皮質を介して生命維持の中枢である視床下部に届く。司令塔である視床下部から、「自律神経系」「内分泌系」「免疫系」の3系統へ情報が伝えられ、体はストレスに対応しようとする。

 たとえば、会社での企画発表の際、人前で話すのが苦手な人はそれだけで大きなストレスとなってしまう。すると視床下部からの指令は自律神経へ行き、心臓は早鐘のように打ち始める。血圧は上昇し、呼吸は苦しくなる。これは心臓から血液が大量に送り出されるからで、危機に素早く対応しようとする体の反応である。このときは、自律神経の2つのうちの交感神経が作用し、緊張が収まるのは副交感神経の作用である。

 内分泌系はホルモンバランスを保とうと働き、免疫系は防衛システムを保つ。そして、これらの3系統は相互に影響し合い、最も体を良い状態に保とうとしている。

 「ところが、ストレスが強すぎたり、慢性的ストレスの蓄積によって、自律神経、内分泌、免疫系が不調をきたし、ネットワークが崩れて心身症が発症してしまうのです」(村上科長)。

 外からのストレスには「物理・化学的ストレス」「生理的ストレス」「心理社会的ストレス」があるが、最も心身症に関係するのは心理社会的ストレスである。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

免疫系

 免疫を担当する系統で、ストレスが過剰になるとウイルスや細菌への抵抗力が低下し、感染しやすくなる。そのほか「免疫系には人間の情動・意識・行動・知覚にも影響を与えていることが解明されつつある」(村上科長)という。
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