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  今、心の診察室では
 

【第29回】

グチこぼしストレス発散

今、心の診察室では

カウンセリング(上)

 現代の病気にはストレスが大きく関係している。とりわけ、その心理社会的な因子に影響を受ける身体疾患が心身症である。心身症の診療を専門とする診療科は心療内科。治療としては身体疾患に対する薬物療法と、症状を引き起こしている心に対する治療として心理療法が行われている。

 心理療法の中で基本治療となっているのがカウンセリング。心身症が心理社会的因子が強いのであれば、薬は必要なく、カウンセリングだけで治るのでは…という意見もある。

 それに対して、九段坂病院(東京都千代田区九段南)心療内科の臨床心理士・森下勇氏は次のように言う。「カウンセリングだけといった悠長なことではなく、身体疾患が薬で治るところは薬を使い、その一方で、しっかりと根本原因である心の治療をしていくのが大事です」。

 実際、胃・十二指腸かいようのケースで、本人が胃、十二指腸が痛いといっているのに、その痛みを解消せずにカウンセリングから始めたのでは、カウンセリングもカウンセリングにならなくなってしまう。

 だからといって、薬だけの治療では、いくら良い薬ができているといっても根本原因である“心の問題”を治さない限り、再発を繰り返したり、ほかの心身症を引き起こすことも。「たとえば、斜頸(しゃけい)が治ったと思ったらぜん息、ぜん息が治ったかと思うと腰痛、といったように体の症状が回るのです。これを症候移動といっています」。

 このようなことにならないように“心の問題”を治療するのがカウンセリングである。「確かにグチをこぼせるというのは、それだけで何となく心が和らぎます。そういった悩みをより話しやすくする場がカウンセリングです。体系づけて聞くのがカウンセリングです。カウンセラーは余計なことは言いません。そこが素人とプロの違いです」と森下氏は説明する。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

カウンセリングとは

 英語のCounsellingの音訳。「相談する」のほかに「助言する」「意見を述べる」などの意味がある。20世紀初頭に米国で、職業進路指導の相談役を学校においたことから始まった。以降、カウンセリングの方法が研究され、現在では理論に基づいた相談をカウンセリングと称している。
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