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  今、心の診察室では
 

【第49回】

似ている症状、思い込み禁物

今、心の診察室では

慢性疲労症候群とうつ病(上)

 機械メーカーに勤めるA男さん(44)。会社は他社にはつくれない製品をつくっているため、この不況下でも、ありがたいことに忙しい日々が続いていた。そんなある日、多忙で疲れがたまっていたからか、A男さんは風邪をひいてしまった。だが、会社を休もうものなら仕事が山のようにたまるとあって、市販の風邪薬を服用して出勤し続けた。

 そのうち治るだろうと思っていたが、6日たっても微熱、のどの痛み、関節痛、筋肉痛などが治らない。ついに耳鼻咽喉科へ。最ものどの痛みが気になったからだ。診察の結果は「咽頭炎」。2日に1回、水蒸気を咽頭にあてて炎症をやわらげるネブライザー治療を受けた。多少は回復したように思えたが、慢性的疲れはひどくなるばかり。

 内科を受診しても「異常ナシ」。A男さんの脳裏に「慢性疲労症候群かも…」という思いが浮かんだ。そして、A男さんは長谷川病院(東京都三鷹市)の柏瀬宏隆院長(精神科医)を受診した。

 「A男さんの場合、ちょうど昇進されて周囲からも期待されており、その期待に応えようとかなり無理をされていた時期だったのです。そこに風邪です。休めばいいのに責任感が強くて休めず、風邪が治りきらなかった。A男さん自身は慢性疲労症候群と思い込んでいらっしゃいましたが、私はうつ病と診断しました。たしかに慢性疲労症候群はうつ病と似たところがありますが、うつ病ではなく(併存することはありますが)その診断基準から何らかの感染症が慢性化・遷延(せんえん)化している病態ではないか、と考えています」と、柏瀬院長は言う。

 A男さんは抗うつ薬とカウンセリング、そして十分な休養で2カ月程度で回復した。「私の経験では、ほとんどの方は慢性疲労症候群ではなく、軽症うつ病だったり、神経症や自律神経失調症であったりすることが多いのです」。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

慢性疲労症候群の診断

 強い慢性疲労、微熱、筋肉痛や関節痛、リンパ節の腫脹(しゅちょう)などのあるときは、まずは膠原(こうげん)病を専門とする内科で診察を受け、診断してもらうことが大切。
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