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  この病気になる理由
 

【第14回】

のどに脂肪、肥満が一番危ない

この病気になる理由

睡眠時無呼吸症候群(中)

 英国の文豪ディケンズに「ピックウィック・クラブ」という小説がある。そこに登場する少年ジョーは、いつも日中眠く、赤い顔をして太っている。ジョーは睡眠時無呼吸症候群(SAS)だったのでないのか。

 SASを見いだした学者は、小説名にちなんでピックウィック症候群と呼んだ。70年中ごろまで、こう呼ばれることも多かった。今、診断すればジョーは重度のSASとなる。

 未病の観点からもSASに関心を持つ福生吉裕・博慈会老人病研究所所長は「ジョー少年のように肥満はSASになる危険因子になります。軟口蓋(なんこうがい)と呼ばれる部分に脂肪がついて、のどの気道をさらに狭めるからです」と解説する。年齢的には中年以降に危険性が高く、年とともに筋肉が緩むため高齢者にも増えている。

 SASの危険因子はほかにもある。飲酒はアルコールが気道内をうっ血させ粘膜を膨張させる。睡眠薬も筋肉の緊張を緩和させるため、SASにはマイナスに作用しがちだ。扁桃(へんとう)肥大も原因になる。明らかに肥大がSASを招いていれば切除手術をすることになる。まれに脳の呼吸中枢に異常があり、SASを起こすタイプもある。

 「SASを招いている1番の原因は肥満でしょう。現在の中年男性は肥満気味だけに注意が必要です。女性も閉経期は太りがちになるので用心してください」(福生所長)。

 SASは診断基準が示すように典型的な症状があるが、本人は寝ているだけに気がつかず、進行してしまう恐れが多分にある。慢性的な睡眠不足は記憶力、集中力に支障をきたす。仕事上のミスにつながったりするとリストラの対象にもなりかねない。SASは社会的影響が大きい病気なのである。

 「早期に発見して治療することが大切です。自分がどんないびきをかいているか、1度周囲の人に確認してもらってください」と福生所長はアドバイスする。

【ジャーナリスト 小野隆司】

いびきの原因

 (1)肥満(気道を圧迫)(2)アルコール(筋肉の弛緩)(3)鼻疾患(鼻の通りが悪く音を出す粘膜の抵抗が大きくなる)(4)咽頭(いんとう)扁桃(へんとう)部の異常=炎症や肥大により気道が狭くなる(5)薬(睡眠薬、精神安定剤などには舌や咽頭の筋肉の緊張をなくす作用がある)。
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