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  この病気になる理由
 

【第3回】

一点豪華主義より全体のバランス

この病気になる理由

血栓症(下)

 健康情報があふれている昨今、血液に対する関心が高い。サプリメント(健康補助食品)市場でも血液をめぐる効果・作用に触れているものが約3分の1を占めるようになっている。サラサラ血、ドロドロ血という言葉を見聞きしない日はないといってもいい状況だ。

 血栓症を予防する効果的な指標はあるのだろうか。ドロドロ血を招く生活習慣としてよく挙げられるのが(1)脂っこい料理をよく食べる(2)野菜嫌い(3)運動不足(4)肥満(5)ストレス過多など。

 血液生理学の専門家である高田明和・浜松医大名誉教授は「いずれも血栓ができやくなる危険因子になりますが、過度に反応しても無理が生じます」と指摘する。

 フランス人は肉をよく食べる割には心筋梗塞(こうそく)が少ない。フレンチパラドックスとして有名になり、フランス人が好む赤ワインに含まれる抗酸化物質のポリフェノールのおかげという説が定着している。地中海沿海の国も心筋梗塞は比較的少ない。こちらはオリーブ油などに含まれる不飽和脂肪酸が、その理由となっている。

 ポリフェノールに代表される抗酸化物質は、細胞の酸化変性を防ぐ救世主的存在にもなっている。しかし実際は分かってないことが多い。肉に含まれるアルギニン酸も関与して血管内皮細胞でつくられる一酸化窒素(NO)は活性酸素だが、血管を緩めて血圧を下げる働きをしている。この研究は98年にノーベル賞を授けられている。

 血管は本来、内側は内皮細胞で覆われ、動脈硬化や血栓にならない仕組みになっている。肥満、過食、運動不足、ストレスなどが重なると血管壁が傷つき、この仕組みが働かなくなる。

 「健康は一点豪華主義ではダメ。全体のバランスを考えることが何より肝要ということです」(高田名誉教授)。

【ジャーナリスト 小野隆司】

血栓症の治療

 発症後3〜6時間以内に血栓溶解剤を使うと、後遺症が少ないとされる。脳梗塞の場合には、脳細胞を障害から救う脳保護薬(活性酸素の除去作用がある)も併用される。臨床試験では発症から24時間以内に脳保護薬を投与したグループには、明らかに症状の改善があったと報告されている。
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