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  この病気になる理由
 

【第31回】

1日2回以上胸やけするなら要注意

この病気になる理由

逆流性食道炎(上)

 逆流性食道炎は、胸やけを起こす典型的な病気である。胸やけは胃液あるいは内容物が食道から口まで逆流することが原因。胃酸は塩酸並みの強さがあり、胃の粘膜は中和する物質を分泌するなどして胃酸の被害を防いでいる。

 ところが食道の粘膜には、そうした働きはない。代わりに胃からの逆流を防ぐ下部食道括約部、横隔膜の締め付け、逆流した内容物を速やかに押し戻す力が働いている。

 神保消化器内科医院(東京都江戸川区)の神保勝一院長は「胸やけを経験した人は多いでしょう。逆流を防ぐシステムもしばしば破られるということです。胃酸は何しろ強力。食道の粘膜に炎症を起こしているのが、逆流性食道炎です」と説明する。

 短時間の逆流では炎症を起こさない。しかし研究では食道粘膜はPH4以下にさらされる時間が1日1時間以上になると炎症、潰瘍(かいよう)が生じやすくなる、とされている。

 日に2回以上、胸やけを感じているなら、逆流性食道炎を疑った方がいいかも知れない。従来は欧米人と比較して日本人には少ない病気といわれたが、近年は高齢者を中心に増えている。

 「胃からの逆流を防ぐシステムは、どれも加齢とともに衰えます。高齢社会では増えるのが当然の病気といえるでしょう」と神保院長。主な自覚症状は胸やけだが、心臓の痛みや時には耳の痛みを感じる人もいる。

 欧米では生活の質(QOL)を著しく損なう病気としてとらえられ、治療も積極的に行われているが、日本では我慢する傾向がある。そのため重症化してしまう例もある。炎症が長く続くと粘膜が胃と同じ組織(バレット上皮)に変化することがある。

 「バレット上皮は、がん化する可能性があります。逆流性食道炎が直接、食道がんにつながるわけではありませんが、単なる胸やけと軽く受け止めるのも危険です」と神保院長はアドバイスする。

【ジャーナリスト 小野隆司】

胃食道逆流症(GERD)

 食道に炎症を起こしていない場合も含めての総称。最近、よく使われる。胸やけのほか、胃のもたれ、酸っぱいあるいは苦いものが口に上がる=呑(どん)酸、げっぷ、ノドの違和感、せきなども自覚症状。
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