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  この病気になる理由
 

【第37回】

放置すると卵管詰まり不妊症に

この病気になる理由

性器クラミジア感染症(上)

 性感染症はさまざまな問題を抱えがちな病気である。その中でも最も流行していて、多くの問題点を指摘されているのが、性器クラミジア感染症である。

 クラミジア・トラコマチスという病原微生物がすみつくことで起こる感染症なのだが、特に10歳代後半から20歳代の若い女性に多いのが心配される点。厚生労働省の推定患者数は、男性15万人に対し、女性は85万人に達している。

 日本性感染症学会常任理事を務める野口昌良・愛知医大医学部教授は「女性の場合、自覚症状があまり出ないのが特徴。これが感染を広げている大きな理由になっています」と心配している。

 男性の場合は尿道炎や前立腺炎を起こし、その痛さやかゆみなどから発見されることがしばしばある。女性は自覚症状が出ても、わずかに帯下(おりもの)があるか、下部腹痛程度などで見すごされることが多い。

 知らないまま放置するとさまざまな病気を引き起こす。「クラミジアが卵管に入って骨盤内感染症を起こすと、卵管が詰まって不妊症になることがあります。また妊娠初期に感染すると流産、早産の原因にもなります」と野口教授はいう。

 母子感染の恐れもある。新生児の結膜炎や中耳炎、肺炎につながる。クラミジア・トラコマチスは、性器だけでなく口の中にもすみつく。眼病のトラコーマ(トラホーム)は、クラミジア・トラコマチスが原因なのである。

 性病(性感染症)は男の病気と考える傾向が今でもある。自分と無関係と思っている人も案外多い。

 「性感染症は他人に言いにくい病気ですが、知識不足も問題です。疫学調査では一番感染率が高いのは20〜24歳。15〜19歳、25〜29歳と続き、いずれも女性です。性感染症に関しては防御意識がなさすぎると言いたいですね」(野口教授)。

 性器クラミジア感染症をもっていると、エイズ(HIV)に3〜4倍かかりやすくなる、とされている。

【ジャーナリスト 小野隆司】

性感染症(STD)

 性行為によって感染する感染症を指す。性器クラミジア感染症は92年以降、淋(りん)菌感染症に代わって一番多い性感染症になっている。男性の場合は淋菌感染症の占める割合は多い。性器ヘルペス(ヘルペスウイルス)、尖圭(せんけい)コンジローマ(ヒト乳頭腫ウイルス)も知られる性感染症。
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