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  この病気になる理由
 

【第49回】

「自覚症状なく徐々に進行」

この病気になる理由

前立腺がん(上)

 高齢社会を迎え、発症数が急激に増えているのが前立腺がん。死亡率(10万人対)をみても1990年が5・7だったのが、95年8・9、01年12・4と右肩上がり。がんの中で最も増加スピードが早いものになっている。

 群馬大学医学部で長年、前立腺がんの研究に取り組み、朝日がん大賞も受賞している山中英寿・黒沢病院予防医学研究所(群馬・高崎市)所長は「前立腺がんは特に高齢者に多いがん。50歳を過ぎると危険性が高まります。徐々に進行し、初期は自覚症状がほとんどないのも特徴です」と説明する。

 前立腺は男性特有の生殖器の1つ。精子を活性化する前立腺液を分泌している。膀胱(ぼうこう)の下にあり、尿道を取り囲む形で位置している。大きさは成人で直径4センチほど。重さは15〜20グラム程度。50歳を過ぎると前立腺肥大症など病気が増えてくることでも知られる。

 なぜ病気が増えるのか分かっていない部分もあるが「前立腺がんの発症には男性ホルモンが関与しています。年齢を重ねるとともにホルモン作用などの変化で発症すると考えられています」と山中所長。

 前立腺肥大症では頻尿など排尿トラブルが有名だが、前立腺がんではかなり進行しないとこうした自覚症状は出ない。肥大症は内腺(移行域)、がんは外腺(末しょう域)と呼ばれる部分にほとんどが発症する違いがある。

 外腺は尿道から離れているため、排尿トラブルなどの自覚症状が出にくい。初期に自覚症状がないということは、がんの発見が遅れることにもつながる。「泌尿器科外来で発見される前立腺がんの40%は、すでに他の臓器に転移しているという現実があります。いかに早期発見するかが大切です」と山中所長は強調する。

 早期発見の手だてとしてPSA検査と呼ばれる方法が注目されている。詳しくは次回で。

【ジャーナリスト 小野隆司】

欧米型がん

 前立腺がんは欧米に多いがんとしても知られる。米国では男性の部位別発症率は肺がんに次いで2位。高齢社会という理由のほか、体質(人種的な差)や動物性脂肪摂取の多い食生活などが発症数の多さに関係していると指摘されている。
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