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  この病気になる理由
 

【第51回】

早めの治療で完治可能な病気

この病気になる理由

前立腺がん(下)

 前立腺がんの治療法は、がんの進行度によって選ばれる。大別すると、手術療法、放射線療法、ホルモン療法があり、それぞれを組み合わせる治療も行われる。前立腺がんの研究で知られる山中英寿・黒沢病院予防医学研究所(群馬・高崎市)所長は「初期段階なら治療法の選択肢も多く、完治を望めます。そのポイントとなるのは、がんが前立腺内にとどまっているかどうかです」という。

 前立腺がんは10〜20年くらいかけて緩やかに進行する。前立腺内にとどまっているものを限局がんと呼ぶが、この時期は自覚症状がないのが普通。前立腺ごと取り除く手術療法は根治の可能性が最も高いが、術後に尿漏れ(尿失禁)を起こすこともある。「最近は放射線を使った新しい治療法が登場しています。尿失禁など術後の後遺症を防ぐ意味でも注目されています」と山中所長。

 昨年から認可された小線源療法は、専門家の間でも期待が大きい放射線療法。米国では90年ごろから普及し、現在では手術とほぼ同数の年間4万人ほどが治療を受けている。日本では始まったばかりだが、保険も適応されるので、今後増えることは確実。「微弱な放射線を出すカプセルを患部に埋め込む療法です。1年ほどで放射線はゼロになりますが。効果は手術と同等です」(山中院長)。

 がんが前立腺以外に広がっている場合は、ホルモン療法が主となる。前立腺は男性ホルモンの影響を受けて増殖するので、ホルモン療法は男性ホルモンの分泌・作用を抑えて、がんの縮小を目指す。精巣を摘出することもあるが、抗男性ホルモン薬を使う薬物療法が主流になっている。

 前立腺がんは進行こそ遅いが、転移しやすい性質を持っている。末期になるとかなりの痛みを伴うがんでもある。「早期発見ができる検査法も開発され、早めの治療で完治が可能な病気になってきました。検診の重要さをぜひ認識してください」と山中院長は熱望している。

【ジャーナリスト 小野隆司】

食生活との関係

 米国で生活する日本人の罹患率が高いことから、動物性脂肪の過剰摂取が前立腺がんの発症に関係している、との指摘がある。エネルギー摂取における脂肪分の割合が増えているだけに、罹患率の上昇とともに発症の低年齢化の心配もある。
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