速報記事一覧へ スコア速報一覧へ スポーツカレンダーへ

nikkansports.com・ホームへ
共通ナビゲーションを飛ばす。ページメニューへ MLB | PDF号外 | プレゼント | 占い | 映像 | 新聞購読
0
googleの検索機能
nikkansports.com・ホームへ

click here!
社会TOP
健康連載
おくやみ
広部玄の株やっちゃうぞ

メーンメニュー
・ 野球 ・ サッカー
・ スポーツ ・ バトル
・ 競馬 ・ 芸能
・ 社会 ・ 釣り
ページトップへ
社会タイトル

  この病気になる理由
 

【第7回】

新陳代謝の衰えが危険性高める

この病気になる理由

大腸がん(上)

 がんは80年以降、日本人の死因の1位となっているが、部位別にみて男女とも年々増えているのが大腸がんである。年間8万人以上が大腸がんになり、死亡率(人口10万人対)は、男性が肺がん、胃がん、肝臓がんに続く4位、女性では胃がんに次ぐ2位となっている。

 大腸内視鏡の検査法(黒坂・神保法)の開発者と知られる神保勝一・神保消化器内科医院院長は「食生活の欧米化も指摘されますが、大腸がんが増えている最大の理由は高齢者が多くなったことです。がんは高齢者がなりやすい病気です」と解説する。

 そのことを象徴しているのが、小腸と大腸との比較。小腸がんはめったにない。4万人以上のがん検査をしてきた神保院長も発見したのは2例だけ。消化器系のがんは、内部の表面を覆う粘膜部に発症する。消化物と直接触れる部分だけに、細胞が壊れるリスクが高いからだ。

 小腸の粘膜は新陳代謝が激しく、24時間で新しい細胞に入れ替わる。がん化する暇がない。小腸がんがほとんどない理由となっている。これに対し、大腸の粘膜の入れ替わりは28〜30日サイクル。「新陳代謝がよいほど、がん化するリスクは減るということ。若い人にがんが少ないのは当然です。逆にいえば新陳代謝の衰える高齢者は、がんになる危険性が高いわけです」(神保院長)。

 大腸がんの発症ピークは60歳代。70歳代、50歳代と続いている。1・5〜1・7メートル(成人)ほどの長さがある大腸の中で、がんが発症しやすい部分は、小腸への逆流を防ぐ回盲(かいもう)弁のある回盲部、Sの字を横にしたような形をしているS字結腸、肛門につながる直腸と呼ばれる部分。

 神保院長は「大腸がんは早期発見がしやすい病気です。治療を受けた患者の5年生存率は80%強とかなり高い」と検査の重要性を強調している。大腸がんの約半数を占める直腸がんは、下血や便秘などの症状を伴うが「下血や痔(じ)だと自己診断するのは危険です」(神保院長)。

【ジャーナリスト 小野隆司】

大腸ポリープ

 大腸の粘膜上にできる突起物を指し、放置するとがんに発展することも。大きさが5ミリ以上、形が球状でないものは悪性腫瘍(しゅよう)の疑いがある。内視鏡手術で簡単に切除できる。40歳代で40%、50歳代なら50%の人にポリープが見つかるといわれる。
前のページへ戻る このページの先頭へ
ニッカン倶楽部広告ガイド会社案内このサイトについて問い合わせ
  nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
  すべての著作権は日刊スポーツ新聞社に帰属します。
  
野球ページへ サッカーページへ スポーツページへ バトルページへ 競馬ページへ 芸能ページへ 社会ページへ 釣りページへ