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  この病気になる理由
 

【第82回】

女性、立ち仕事の人はリスク高い

この病気になる理由

下肢静脈瘤(上)

 足の静脈が太く浮き出て見えるようになったら下肢静脈瘤(りゅう)の可能性がある。文字通り足の静脈部分に瘤(こぶ)ができ、むくみ・だるさ・かゆみ・痛みなどの症状が表れる。思いのほか患者数は多い。

 下肢静脈瘤治療を数多く手がける折井正博・東海大学医学部講師(血管外科)は「中年女性の半分以上に見つかり、5人に1人は治療が必要です。足の筋肉がつる、こむら返りも起きやすくなります」という。

 動脈にはないが、静脈の内部には血液の逆流を防ぐ弁がついている。この弁が機能低下を起こすことで血液が逆流・うっ滞し血管が膨らむ。古典落語に“すばこ”という病気がでてくる。この下肢静脈瘤のこと。昔から知られているのだが、進行が緩やかで命にかかわる病気でもないので関心が低く放置されているケースも多い。

 下肢の静脈血は重力に逆らって心臓に戻る。スムーズに流れるには、筋肉の収縮に伴うポンプ作用と静脈内の弁の働きが重要なのである。年齢とともに下半身の筋肉は衰えていく。下肢静脈瘤も加齢とともに多くなっていくが、日常生活様式、出産・妊娠、遺伝的要因も関係してくる。

 「長年立ち仕事をしている人に下肢静脈瘤のリスクが高い。職業的には美容師、理容師、教師、デパートの販売担当をする人などが目立ちます。ずっと立っていることで静脈の内圧が高まり弁にかかる負担が大きくなり、ついには耐えられなくなって壊れてしまいます」と折井講師。

 出産・妊娠もホルモンバランスの影響から下肢静脈瘤を起こしやすくなる。遺伝的要因は解明されていないが、「親がともに静脈瘤があると子どもが同じように静脈瘤になるケースはかなり多い」(折井講師)。

 下肢静脈瘤の男女比は1対5。圧倒的に女性が多く、静脈が浮き出て見えるという美容上の問題に悩む人もいる。まれに腕の静脈に瘤ができることもあるが、原因は全く別である。

【ジャーナリスト 小野隆司】

足の静脈

 筋肉内を走る深部静脈と筋膜と皮膚の間を走る表在静脈がある。この2つは交通枝と呼ばれる短い血管でつながれている。下肢静脈瘤は表在静脈にできる。静脈が拡張するほか蛇行状態にもなる。
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