速報記事一覧へ スコア速報一覧へ スポーツカレンダーへ

nikkansports.com・ホームへ
共通ナビゲーションを飛ばす。ページメニューへ MLB | PDF号外 | プレゼント | 占い | 映像 | 新聞購読
0
googleの検索機能
nikkansports.com・ホームへ

click here!
社会TOP
健康連載
おくやみ
メーンメニュー
・ 野球 ・ サッカー
・ スポーツ ・ バトル
・ 競馬 ・ 芸能
・ 社会 ・ 釣り
ページトップへ
社会タイトル

  現代医学が明かす漢方の威力
 

【第16回】

7割の人が症状軽快

現代医学が明かす漢方の威力

過敏性腸症候群(2)

 東京女子医大付属東洋医学研究所の佐藤弘助教授によると、過敏性腸症候群の治療は、桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)が基本なのだそうだ。便秘と下痢を交互に繰り返す交代型には、桂枝加芍薬湯。便秘型の場合はこれに大黄(だいおう)を加えた桂枝加芍薬大黄湯が治療の基本になる。

 「これは、腹痛とおなかの張りをとる漢方薬で、腹痛が使用の目安」と佐藤助教授は語っている。

 下痢型は、ちょっと違って人参湯(にんじんとう)が基本だそうだ。「漢方的に下痢型の人を見ると、消化管が冷えて下痢をしている人が多いのです」と佐藤助教授。そこで、消化管を温める作用が強い人参湯が使われる。

 このほか、交代型でも「口が粘る、みぞおちのあたりが重苦しいという人にうってつけ」というのが柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)。ストレスの影響が強い人に向く漢方薬だそうだ。

 下痢型で、人参湯があまり効果がない場合はどうするか。割合体格が良く、みぞおちが硬い人には半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)が効くこともあるそうだ。

 便秘型で桂枝加芍薬湯がうまく効かない場合は、「便通異常はちょっと置いておいて、他の症状を手掛かりに合う処方を考えます」と佐藤助教授。例えば、更年期の女性で、冷え、のぼせがあり、便秘がちという場合には、加味逍遙散(かみしょうようさん)が効くことが多い。加味逍遙散は血の巡りをよくする駆オ血剤として知られているが、気のうっ滞、つまりストレスによる症状などにも効果がある。

 「漢方薬が合っていれば、だいたい1〜2週間で効果が表れる」そうだ。それではかばかしい効果がなければ、別の漢方薬に変えてみる。完全に下痢や便秘が治まるということは少ないにしても、6〜7割の人は前より症状が軽快するというから、十分に試してみる価値はある。

【ジャーナリスト 祢津加奈子】

食事

 過敏性腸症候群は、ストレスによって自律神経のバランスが崩れた状態なので、規則正しい食事や生活も大切。下痢型の人は、牛乳やビール、香辛料の取りすぎなど下痢を起こしやすい食品は控える。便秘型は、食物繊維の多い食事と十分に水分を摂取することが基本。
前のページへ戻る このページの先頭へ
ニッカン倶楽部広告ガイド会社案内このサイトについて問い合わせ
  nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
  すべての著作権は日刊スポーツ新聞社に帰属します。
  
野球ページへ サッカーページへ スポーツページへ バトルページへ 競馬ページへ 芸能ページへ 社会ページへ 釣りページへ