速報記事一覧へ スコア速報一覧へ スポーツカレンダーへ

nikkansports.com・ホームへ
共通ナビゲーションを飛ばす。ページメニューへ MLB | PDF号外 | プレゼント | 占い | 映像 | 新聞購読
0
googleの検索機能
nikkansports.com・ホームへ

click here!
社会TOP
健康連載
おくやみ
メーンメニュー
・ 野球 ・ サッカー
・ スポーツ ・ バトル
・ 競馬 ・ 芸能
・ 社会 ・ 釣り
ページトップへ
社会タイトル

  現代医学が明かす漢方の威力
 

【第3回】

病院導入で年5千万円

現代医学が明かす漢方の威力

薬代が激減(1)

 漢方薬はいいとは聞くけど、本当はどの程度の効果があるのだろうか。といった疑問を持つ人もいるはず。これを、薬代の激減という形で示してみせたのが、斐川中央クリニック(島根県斐川町)の下手公一院長だ。

 下手院長は、37歳の時に島根県のある療養型病院(療養型病床群)の院長に就任した。俗に言う老人病院である。患者はすでに一般病院で急性期の治療を終えた人たちで、200床のベッドはほとんどが脳卒中の後遺症や老年性痴呆の患者で占められていた。「西洋医学的には、治療が終わった患者さんがほとんど。言い方を変えれば、西洋医学的にはもう打つ手がなく、見放された人たちです」と下手院長は語る。食欲も低下し、臥床(がしょう)生活が長いため、肺炎などの感染症も起こしやすい。何をする意欲もなく、日々を過ごす患者たち。

 治癒させることは無理としても、この人たちに何とかもっと人間らしい入院生活を送らせてあげることはできないのか。病院のスタッフとも相談して、導入したのが漢方薬だった。

 もともと下手院長は、島根医科大で特殊なタイプの脳出血の診断法を研究していた。いわば先端の研究者。しかし「最先端の技術を究めても、実際に患者さんの治療に還元されるまでには何十年もかかる」というもどかしさがあったという。さらに、子宮内膜症で流産を繰り返した奥さんが、漢方治療で無事出産し、内膜症が治ったことに感動。漢方の重鎮に師事して、本格的な勉強を始めた。

 その知識を生かし、病院の4人の医師とともに漢方治療を始めたのである。といっても、下手院長以外は西洋医学には詳しくても漢方は初心者。毎日漢方を勉強し、指導しながらの治療だった。しかし、その成果は目を見張るものだった。何と、病院で使う薬剤費が1年間で5000万円近く減少したのである。

【ジャーナリスト 祢津加奈子】

療養型病床群

 療養型病床群 例えば、脳こうそくや脳出血などの治療やリハビリなど一連の治療が終わった慢性期の患者さんが入院する病院。患者1人あたりの医師や看護師の数は少ないが、食堂や談話室、風呂などの生活スペースが充実しており、介護スタッフも多い。
前のページへ戻る このページの先頭へ
ニッカン倶楽部広告ガイド会社案内このサイトについて問い合わせ
  nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
  すべての著作権は日刊スポーツ新聞社に帰属します。
  
野球ページへ サッカーページへ スポーツページへ バトルページへ 競馬ページへ 芸能ページへ 社会ページへ 釣りページへ