速報記事一覧へ スコア速報一覧へ スポーツカレンダーへ

nikkansports.com・ホームへ
共通ナビゲーションを飛ばす。ページメニューへ MLB | PDF号外 | プレゼント | 占い | 映像 | 新聞購読
0
googleの検索機能
nikkansports.com・ホームへ

click here!
社会TOP
健康連載
おくやみ
メーンメニュー
・ 野球 ・ サッカー
・ スポーツ ・ バトル
・ 競馬 ・ 芸能
・ 社会 ・ 釣り
ページトップへ
社会タイトル

  現代医学が明かす漢方の威力
 

【第4回】

抗生物質の使用量を抑える

現代医学が明かす漢方の威力

薬代が激減(2)

 漢方薬の併用で、西洋薬の使用量が劇的に減少する。斐川中央クリニック(島根県斐川町)の下手公一院長は、そのことを療養型の老人病院で証明してみせた。

 この病院は他の病院に比べて特に薬剤費が高かったわけではない。西洋薬だけを使っていた1997年度上半期の薬剤費は患者1人1日当たり1394円だった。ところが、漢方薬を導入した98年度の上半期は何と741円。うち漢方薬の薬代は117円だった。患者1人あたりの薬剤費が半分近くに減少したのである。これを、1年間に換算すると、病院全体では4767万円も節約した計算になる。

 いったいなぜ、こんなに薬代が減ったのだろうか。下手院長によると「抗生物質から睡眠薬、気管支拡張剤、脳血流改善薬など、いろいろな西洋薬が減少していた」という。

 例えば抗生物質。老人の多い療養型病院では、患者は肺炎をはじめさまざまな感染症にかかりやすく、その治療のために抗生物質が使われることが多い。しかし、漢方薬を導入してから抗生物質の薬代は1人1日294円平均からわずか44円に減少している。実際に患者さんが感染症にかかる回数も減少したという。

 85歳のAさんは脳出血で、マヒや失語症などの後遺症がある。以前はよく肺炎を起こして抗生物質の点滴を受けていた。漢方薬を導入する前の3カ月間の発熱回数は10回。ところが、漢方薬(人参栄養湯)を服用後、3カ月間の発熱回数は3回に減少した。3カ月目以降はほとんど発熱することがなくなり、抗生物質の点滴は全く必要なくなったという。

 その理由を「漢方薬の服用で免疫力が向上して感染症にかかりにくくなった、また、感染しても少量の抗生物質で治るようになったため、抗生物質の使用量が減ったと考えられます」と下手院長は語っている。つまり、漢方薬の導入で肺炎などにかかりにくくなり、抗生物質の使用量が減少したと考えられるのだ。

【ジャーナリスト 祢津加奈子】

MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)

 多くの抗生物質に耐性を持つブドウ球菌。免疫の低下した老人などは、重症の感染症を引き起こし、命とりになることもある。漢方薬導入後は、この菌が原因の病気はほとんどなくなり、すでに感染していた患者の中には菌が消えた人もいた。
前のページへ戻る このページの先頭へ
ニッカン倶楽部広告ガイド会社案内このサイトについて問い合わせ
  nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
  すべての著作権は日刊スポーツ新聞社に帰属します。
  
野球ページへ サッカーページへ スポーツページへ バトルページへ 競馬ページへ 芸能ページへ 社会ページへ 釣りページへ