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  現代医学が明かす漢方の威力
 

【第51回】

オリーブオイル併用が効く

現代医学が明かす漢方の威力

常習性便秘(3)

 松生恒夫院長が開設する松生クリニック(東京都立川市)の便秘外来には、週に1度しか便が出ない、10年以上も便秘に悩まされているといったつわものが大勢やって来る。こういう場合、防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)を服用すると、7割以上の人が下剤なしで毎日排便できるようになることが分かった。しかし、それでも下剤を併用しないと、便が出ない人がいる。特に下剤の連用で大腸メラノーシス(大腸に色素が沈着した状態)が起きている人では、3割が防風通聖散だけでは排便できずに、下剤を併用していた。

 そこで、こうした重症の便秘の人に松生院長はオリーブオイルを防風通聖散と併用して効果を見た。「2週間後には、大腸メラノーシスがある人でも全員下剤をやめることができた」そうだ。また、「防風通聖散だけで毎日排便できていた人も全員、防風通聖散を減らすことができた」という。

 大腸刺激性下剤の連用で大腸メラノーシスができるほどになると、腸の働きが低下して便秘は一層悪化する。それでも、防風通聖散にオリーブオイルを併用すると、ほとんどの人が下剤と手を切れるという結果だったのである。オリーブオイルがなぜ、便秘に効果があるのか。松生院長によると、オリーブオイルはヒマシ油と並んで古くからある下剤。「オリーブオイルの主成分はオレイン酸です。オリーブオイルを短時間で多めに摂取すると、オレイン酸が腸に大量に残って残渣(ざんさ)と混じり便を軟らかくします。その結果、排便が促進されるのでは」と語っている。しかも、小腸を刺激して排便を促すので、大腸メラノーシスの心配もないそうだ。コレステロールもゼロ。

 さらに、松生院長が快便のために強調するのが便意だ。腸を刺激する下剤を長く使っていると、自然の便意が失われてしまう。便意までは、防風通聖散でも回復できない。こういうときは、「炭酸ガスを出す下剤の座薬(新レシカルボン座薬など)を使って直腸の刺激を続けていると、自然な便意が回復してくる」そうだ。

【ジャーナリスト 祢津加奈子】

オリーブオイル

 エキストラバージンのオリーブオイルが良い。ここでは、毎朝30ミリリットルを摂取した。成分の大半は脂肪酸で、その75%がオレイン酸。コレステロールはゼロで、健康食品としても注目されている。
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