速報記事一覧へ スコア速報一覧へ スポーツカレンダーへ

nikkansports.com・ホームへ
共通ナビゲーションを飛ばす。ページメニューへ MLB | PDF号外 | プレゼント | 占い | 映像 | 新聞購読
0
googleの検索機能
nikkansports.com・ホームへ

click here!
社会TOP
健康連載
おくやみ
メーンメニュー
・ 野球 ・ サッカー
・ スポーツ ・ バトル
・ 競馬 ・ 芸能
・ 社会 ・ 釣り
ページトップへ
社会タイトル

  〜子どもたちが分からなくなった〜思春期外来は今
 

【第1回】

親への反発は「成長の証し」

〜子どもたちが分からなくなった〜思春期外来は今

 「最近子どもたちの態度が冷たいんです」。商社に勤めるKさん(45)には、中学2年の息子と、小学6年生の娘がいる。「一緒の外出も断られるし、体に触れようとすると、手を払いのけられたり…。その一方でまとわりつかれるときもある。態度の変化には結構、傷つきますよ」。子煩悩なKさんは育児もし、「自分はいいオヤジだ」と自負していたのに…。

 国立精神・神経センター国府台病院児童精神科(千葉県市川市)の斉藤万比古先生は、10代前半の子どもたちを次のように表現する。「思春期前期と呼ばれるこの時期は、自分をすごく意識して、自分にエネルギーが集中しています。『自分が大事』という気持ちと、『自分は大丈夫だろうか?』という不安とがセットになっているのです」。

 この傾向は20歳ごろまで続くが、それが特に強いのが10代前半だという。「思春期の子どもは、親に干渉されると腹を立てますが、経済的にも精神的にも1人で存在する力はない。離れると、親に冷たくされたような不安な感じがして帰ってきます」と斉藤医師。Kさんのように、幼児期にはなかったとげとげしいムードに悩む親も多い。

 だが思春期の子どもに大切なのは、「自分をほどほどに大切にできる健全な自己愛を育て、また自分は親にとっても特別に大切な存在であるという自覚を持つことです。自立の過程で出てくる親への反発は、健康的に成長している証拠です。親は動揺せずに受け止めましょう」(斉藤医師)。

 思春期の子どもたちは、家庭と社会、2つの場所で、自分に対する自信を育てることで、子どもから大人への変化に耐えていける。そのためには家庭で、共感され温かく受け止められることと、外の世界で自分が評価されることの2つが、大切な要件だという。

 体と心の劇的な変化の中で戸惑う思春期の子どもたちの健康について考えていこう。

【ジャーナリスト 月崎時央】

思春期

 男の子は精通、女の子は生理が始まる年齢から性機能がほぼ成熟するまでをいう。年齢的には8、9歳から17、18歳までを指すが、20歳前後までとする考え方もある。
前のページへ戻る このページの先頭へ
ニッカン倶楽部広告ガイド会社案内このサイトについて問い合わせ
  nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
  すべての著作権は日刊スポーツ新聞社に帰属します。
  
野球ページへ サッカーページへ スポーツページへ バトルページへ 競馬ページへ 芸能ページへ 社会ページへ 釣りページへ