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  〜子どもたちが分からなくなった〜思春期外来は今
 

【第66回】

過激AVは射精障害の原因

〜子どもたちが分からなくなった〜思春期外来は今

マスターベーション

 「不妊外来で、射精障害を訴える男性の割合が近年増加しています。背景には思春期に誤ったマスターベーションの方法を覚えたことがあります」と指摘するのは帝京大医学部付属病院泌尿器科の岡田弘医師だ。

 岡田医師は男性側に主な不妊の原因があると考えられる患者を診察している。勃起(ぼっき)可能で、機能的には問題がなく、マスターベーションでは射精ができ、性交渉も可能であるが、「腟内で射精できない」男性の数が97年ごろから著しく増えているという。こういった男性に個別にカウンセリングした結果、思春期のマスターベーションに共通した問題があることが分かってきた。

 腟内射精障害の原因は次の2つと考えられる。

 <1>マスターベーションの方法が、陰茎を手で握り包皮を上下運動させることで刺激を与える通常の方法でない。陰茎を硬い机の角に擦りつけたり、うつ伏せでベッドや床にこすりつけたりする独特の刺激の強い方法で行っている。

 <2>現実とはかけ離れた、アダルトビデオなどによる性的刺激を過度に受けた状態でのマスターベーションを行っている。

 「体重をかけたり、押しつぶされるような強い刺激が癖になってしまうと問題です。また、過激な裏ビデオを見てマスターベーションをすることが習慣になった結果、現実の女性との普通のセックスでは射精ができなくなってしまうケースも最近増えてきています」。治療に2、3年と長い時間が必要な場合も少なくないという。現在、不妊治療の現場では30代の男性の問題が表面化しているが、「今の子供たちや思春期の若者は、さらに現実からかけ離れた刺激の強いバーチャルなものに触れていますから、問題はもっと深刻になっていくでしょう」。

 岡田医師は「思春期性教育の中でマスターベーションを教えることは、いまだにタブー視されています。しかし今の時代はバーチャルな情報に、子どもたちが触れることをストップすることはまず不可能ですね。だからこそAVのアディクション(依存症)などの危険性については、将来の性の問題も見据えて教育して行く必要があると思います」と指摘している。

【ジャーナリスト 月崎時央】

◆泌尿器科

 尿に関連することと性に関連することを診察する。前立腺や腎臓の病気のほか性感染症や不妊の問題も扱う。
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