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  この病気にこの名医
 

【第10回】

「ニコチン」「習慣」には置換対処

この病気にこの名医

たばこ依存症(下)

 たばこが身体に与える悪影響がかなり認識され、日本でもたばこを吸ってはいけない場所や区域が広がってきた。それに伴って「たばこをやめたい」と思う人も増加している。禁煙外来はそういう人をバックアップする。

 「たばこがやめたくてもやめられない人は、たばこ依存症というれっきとした病気であることを認識してもらうことが最大のポイントです」と、禁煙外来で大きな支持を受けているJR東京総合病院(東京・渋谷区)内分泌内科の石井周一部長は言う。

 「たばこ依存症には2つの依存状態があります。ニコチン依存と習慣依存です」。たばこの中のニコチンには依存性があり、依存状態のニコチンが切れてくると不愉快な症状(ニコチン離脱症状)が現れる。そのため、たばこを吸って定期的にニコチンを体内に取り入れないと生活できない。「日本人の喫煙者の40%がニコチン依存の状態です」。

 もうひとつの原因が習慣依存。これはたばこを吸うという行為自体が生活に組み込まれてしまった状態だ。心理面・行動面での依存傾向が進み、自分の意志でコントロールできないのはもはや習慣依存状態である。

 これらの依存に対してあまり十分な効果が期待できなかった。が、2つの依存が科学的に分かってアプローチが可能に−。「ニコチン依存にはニコチン置き換え療法で、習慣依存には行動置き換え療法で対処します」。

 ニコチン置換療法とは、たばこ以外の方法で体にニコチンを補給する方法。具体的にはニコチンガム、ニコチンパッチなど。ガムやパッチに依存性が生じることはほとんどない。

 行動置換療法は、冷たい水を飲む、氷のかけらを口に含む、冷たい水で顔を洗う等々で気持ちをコントロールしていく方法である。「専門医の指導があれば禁煙は可能であることを、もっと知ってほしいですね」。

 ▼ニコチン離脱症状 ニコチン切れの症状には「ニコチンへの渇望感」「イライラしたり怒りやすくなる」「欲求不満」「不安感」「集中困難」「徐脈」などがある。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆たばこ依存症の名医

 ▽静岡県立こども病院(静岡市)小児科・加治正行医長
 ▽京都第一日赤病院(京都市東山区)健診センター・繁田正子部長
 ▽京都大学医学部付属病院(京都市左京区)総合診療科予防医療クリニック・高橋裕子医師
 ▽大阪健康科学センター(大阪市東成区)調査部・中村正和部長
 ▽産業医科大学(福岡県北九州市八幡西区)呼吸器科・吉井千春講師
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