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  この病気にこの名医
 

【第100回】

直径5センチでも温存可能

この病気にこの名医

乳がん(中)

 乳がん治療の第1選択肢となっているのは手術。これが今日の状況である。

 この場合、乳がんの病期によって治療方法は決まってくる。いわゆる標準治療で、どこでも基本的に同じ治療が受けられることになっている。

 乳房に触れてもシコリが分からない0期では乳房温存療法の対象となり、手術後に放射線を照射する。乳房のシコリが2センチ以下で、脇の下のリンパ節に転移のない1期では、乳房温存療法を行い、脇の下のリンパ節を郭清(かくせい=切除すること)し、放射線を照射する。

 「温存療法のあとは放射線を照射するのは世界の標準です。が、がん細胞が切除した断端部から5ミリ以上離れて取り切れていることが、しっかり病理検査で確認できていれば、放射線照射の必要はありません。私どもは患者さんに14年間ずっと放射線をかけていません。それで、再発率はゼロです」と、乳がんの専門病院として有名なブレストピアなんば病院(宮崎市)の難波清院長(56)は言う。

 放射線をかけるか、かけないかについては、今後も女性の体への“やさしさ”の点からも、きちっと考えていく必要がある。

 早期でも乳房の中でがん細胞が広く育っていたり、病期が進んでシコリが大きくなると、乳房のシコリ部分だけをより小さく切除する乳房温存術ができないケースも増えてくる。

 「進行した乳がんでも、女性の方々は乳房を残したいという希望が大きいですね。乳房温存療法による温存の適応条件は、一般的にがんの直径が3センチ以下となっています。がんが5センチだったとしたら、抗がん剤やホルモン剤を使った薬物治療を先に行って、がんを小さくして温存療法を行うことができます」。

 そのほか、患者の状況に合わせて最良の方法が選択される。まさにオーダーメード医療で対応する時代に突入している。

 ▼標準治療 治療成績と安全性が多くの症例によって科学的に証明されている治療方法をいう。もちろん、広く行われているオーソドックスな治療である。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆乳がんの名医◆

 ▽渋川総合病院(群馬県渋川市)横江隆夫院長
 ▽筑波大学付属病院(茨城県つくば市)乳腺・甲状腺・内分泌外科・植野映講師
 ▽癌研究会附属有明病院(東京都江東区)乳腺外科・霞富士雄部長、岩瀬拓士医員
 ▽東京女子医科大学付属第二病院(東京都荒川区)乳腺外科・清水忠夫助教授
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