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  この病気にこの名医
 

【第116回】

最後の切り札 脊髄刺激

この病気にこの名医

慢性難治性疼痛(下)

 今、疼痛(とうつう)治療で「脊髄(せきずい)刺激療法」が注目を集めている。損傷が治ったにもかかわらず強い痛みの残る「慢性難治性疼痛」の最後の切り札ともなっている。

 脊髄刺激療法は皮膚から針を刺して、痛みの中継点である脊髄の周囲である硬膜外腔に刺激電極を挿入する。「局所麻酔で行います。X線透視下で、刺激電極に体外刺激装置を接続してテスト刺激を行うのです。“痛みが消えてきた”ということを、患者さんに確認しながら刺激電極の位置を移動し、最大効果の出るところに固定します」と言うのは、実際に脊髄刺激療法を実施している埼玉医科大学病院(埼玉県毛呂山町)麻酔科の相田純久助教授(59)。

 効果の確認は5分から10分ででき、刺激電極を埋め込む。次に、刺激装置を刺激電極の位置によって腹部の皮下、もしくはペースメーカーのように左胸に埋め込む。あとは、外から電気刺激の強さを調整したり、電気のスイッチON、OFFを行う。手術は2時間程度で終了し、これで痛みから解放される。成功率は非常に高いという。「運動痛に対する効果判定を必要とする場合は、体外用刺激装置を接続したまま1週間程度入院していただきます。そして、有効と判断した時点で埋め込みます」。

 長所は「自由な刺激調節が可能」「埋め込み以降は薬物が不要」「ほとんど日常生活の制約がない」「モルヒネが全く効かないケースにも大きな効果」「開発されて40年で安全確認ができている」など。短所は「埋め込み手術が必要」「電池交換が必要(5〜20年)」「MRI検査が受けられなくなる」など。

 2000年から保険適応となり、普及に弾みがついた。

 ▼脊髄刺激療法の痛み解消メカニズム 理論的にはいくつかの説がある。簡単に紹介すると、痛みの電気信号の伝達路のすぐそばで、同じような電気信号を出すと痛み信号がうまく伝わらなくなってしまうためである。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆脊髄刺激療法の名医◆

 ▽藤田保健衛生大学坂文種報徳会病院(名古屋市中川区)麻酔科・河西稔教授
 ▽京都府立医科大学付属病院(京都市上京区)麻酔科・細川豊史助教授
 ▽仁泉会病院(大阪府大東市)麻酔科・山下裕章副院長
 ▽兵庫医科大学病院(兵庫県西宮市)ペインクリニック部・村川和重教授
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