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  この病気にこの名医
 

【第129回】

人気のSNRIは効きすぎる

この病気にこの名医

うつ病の治療(上)

 うつ病の治療の中心は「薬物療法」。うつ病の発症メカニズムとして、脳内の伝達物質の受け渡しがスムーズにいかないために起こる「脳内メカニズム障害」が有力となっている。

 「神経伝達物質としてはセロトニンやノルアドレナリンが重要な役割を担っています」というのは、うつ病の治療で定評のあるひもろぎ心のクリニック(東京・豊島区)の渡部芳徳理事長(41)。情報伝達に関係するセロトニンやノルアドレナリンは神経細胞間のシナプス(連結部)に不足するためにうつ病になるといわれている。そのため、再取り込みを阻害してシナプスにセロトニンやノルアドレナリンが不足しないようにする。

 うつ病の薬物治療の中心は「抗うつ薬」で、これに「抗不安薬」や「睡眠薬」などを併用していく。中心の抗うつ薬でセロトニンやノルアドレナリンが元の神経細胞に再び取り込まれるのを阻害するのが三環系、四環系抗うつ薬とSNRI(選択的セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)。もうひとつの抗うつ薬のSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)は、再取り込みの阻害はセロトニンだけに行われる。

 「三環系抗うつ薬は最も古い薬で、抗うつ効果は最も強いが、口が乾く、おしっこが出にくい、便秘などの副作用も強いのです。四環系は副作用が少ない分、効果もやや弱くなります。新しい薬として1999年に認可されたSSRIは、効果が早く現れるのに副作用が少ないので処方されやすい薬です。その翌年に認可されたSNRIはSSRIよりも効果が高いといわれ、副作用も少なく安全性も高いとあって注目されています」。

 その人気のSNRIは、うつに効きすぎて、躁(そう)状態を引き起こすことが指摘されている。薬の使用については主治医と十分に話し合って、効果的に使うべきである。

 ▼ノルアドレナリン セロトニンと同種の脳内神経伝達物質の1つ。別名ノルエピネフリンとも呼ばれる。神経を興奮させる覚せい系ホルモンで、積極性ややる気、意欲、集中力などをひき起こす。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆うつ病の名医◆

 ▽なごやメンタルクリニック(名古屋市中村区)貝谷久宣院長
 ▽関西医科大学付属病院(大阪府守口市)精神神経科・木下利彦教授
 ▽川崎医科大学付属病院(岡山県倉敷市)精神神経科・青木省三教授
 ▽広島大学病院(広島市南区)精神科・山脇成人教授
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