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  この病気にこの名医
 

【第13回】

もう危ない食後過血糖

この病気にこの名医

糖尿病(下)

 成人の6・3人に1人が糖尿病、もしくは予備軍である。糖尿病は国民病≠ニいわれるのもうなずける。とりわけ予備軍といわれる境界型の人は増加しており、その中で、食後の血糖が高い「食後過血糖」において、新しい動きが出始めている。

 東京逓信病院(東京・千代田区)内分泌代謝内科の宮崎滋部長(57)が言う。「これまでは『境界型はまだ大丈夫』という認識でしたが、今は『もう危ない』が常識です。そして、食後過血糖の方では大血管障害を糖尿病の人とほとんど同じくらい起こしやすいことが大規模臨床研究で分かってきたのです」。

 糖尿病は数多くの合併症を引き起こす。それは大きく2つに分けられる。細小血管障害と大血管障害である。細小血管障害に入るのが糖尿病網膜症、腎症、神経障害など。一方、大血管障害に入るのが心筋こうそく、脳こうそく、下肢閉そく性動脈硬化症などがある。

 大血管障害に結びつきやすい食後過血糖は、次のような血糖値である。食後血糖の正常値はブドウ糖負担試験2時間値が140ミリグラム/デシリットルまで。200以上は糖尿病で、140〜200が境界型。食後過血糖といえるのは170を超える人である。「170を超える人がそのままにしておくと、2〜3年後には60〜70%の方が糖尿病になってしまいます。糖尿病にならないためにも、ブドウ糖負担試験をしっかり受けて予防してほしいのです」。

 また、食後過血糖の人で、それ以外に「高血圧症」や「高脂血症」などがある場合は、糖尿病患者と同じように生活指導である食事療法、運動療法の指導が行われる。「高血圧症や高脂血症などが食後過血糖のほかにある場合はメタボリック症候群になりますから、糖尿病を専門とする医師は早く介入するようになってきました」。食後過血糖か否か、検査でしっかりとチェックしておくことが大事である。

 ▼メタボリック症候群 <1>腹部肥満<2>高血圧<3>高血糖<4>高中性脂肪血症<5>低HDL(善玉)コレステロール血症の中で、3項目以上あてはまる場合をメタボリック症候群と定義されている。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆糖尿病の名医

 ▽藤田保健衛生大学病院(愛知県豊明市)内分泌代謝内科・伊藤光泰教授
 ▽関西電力病院(大阪市福島区)糖尿病・栄養内科・清野裕病院長
 ▽神戸大学医学部付属病院(神戸市中央区)糖尿病代謝内科・春日雅人教授
 ▽川崎医科大学付属病院(岡山県倉敷市)内分泌・糖尿病科・加来浩平教授
 ▽聖マリア病院(福岡県久留米市)糖尿病内科・布井清秀副院長
 ▽九州大学医学部付属病院(福岡市東区)第3内科・名和田新教授
 ▽熊本大学付属病院(熊本市)代謝・内分泌内科・荒木栄一教授
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