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  この病気にこの名医
 

【第21回】

開胸部6センチのバイパス手術

この病気にこの名医

狭心症・心筋梗塞(外科・上)

 欧米では日本食ブームだというのに、日本ではどんどん食の欧米化が進んでいる。脂肪の多い食生活が狭心症、心筋梗塞(こうそく)といった虚血性心疾患を増やしている。心臓血管の病気だけに、重症化すると胸痛に苦しみ、日々、死の不安がつきまとう。

 この病気に対しての手術としては、冠状動脈バイパス手術(CABG)がある。動脈硬化で狭くなったり、詰まってしまった冠状動脈に新しく血液の流れる道、いわゆるバイパスをつくる手術である。

 その手術を評して“芸術的”といわれているのが大和成和病院(神奈川県大和市)心臓病センターの南淵明宏センター長(46)。96年4月、より身体にやさしいCABGとして「ミッド・キャブ(mid CABG)」を日本で最初に成功させた。人工心肺を使わずに心臓を動かしたままで、さらに開胸部がわずか6センチという手術である。

 ちなみに大和成和病院の04年のバイパス手術数を紹介しよう。心臓を動かしたままの心拍動下で行うオフ・ポンプが184件、人工心肺を使ったオン・ポンプが125件で合計309件。この数は小倉記念病院と日本一を争っている。

 「オフ・ポンプの中で、より小さな傷口のミッド・キャブは27件でした。人工心肺を使うと脳梗塞などの合併症があるが、オフ・ポンプということでそのリスクを減らせます。さらに、ミッド・キャブなので身体にやさしい。外科医はより確実な治療で、より身体にやさしい治療を患者さんに提供すべきです」という南淵センター長個人の昨年の心臓外科手術は213件、そのうち156件がCABG(136件がオフ・ポンプ)と数多い。

 気になる心臓手術全体の死亡率は予定手術で1%、緊急手術で20%。信頼を集める成績とあって患者は全国から訪れる。「バイパス手術を受けられるなら、少なくともバイパス手術を年間100例以上行っている病院を選ぶべきでしょう」と、南淵センター長はアドバイスする。

 ▼虚血性心疾患 心臓は冠状動脈によって拍動を続けている。その冠状動脈の血液の流れが悪くなったり、遮断されて流れなくなると心臓の筋肉に血液が不足し、酸欠状態になる。これが虚血で、代表疾患が狭心症と心筋梗塞である。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆冠状動脈バイパス手術の名医

 ▽心臓血管センター北海道大野病院(札幌市)心臓血管外科・道井洋吏副部長
 ▽青森市民病院(青森市)心臓血管外科・高橋賢二部長
 ▽順天堂大学医学部付属順天堂病院(東京都文京区)心臓血管外科・天野篤教授
 ▽新葛飾病院(東京都葛飾区)心臓血管外科・吉田成彦部長
 ▽榊原記念病院(東京都府中市)循環器科(心臓血管外科)・高梨秀一郎副院長
 ▽大和成和病院(神奈川県大和市)心臓病センター・南淵明宏センター長
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