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  この病気にこの名医
 

【第22回】

奥歯や胃が痛むのもサイン

この病気にこの名医

狭心症・心筋梗塞外科(中)

 「胸を焼け火ばしでえぐられるような痛み」「胸を締めつけられるような痛み」「左肩が凝る」「左の奥歯が痛む」「のどの下あたりにドーンといった痛み」などのほか、「胃が痛む」のも狭心症や心筋梗塞(こうそく)のサインとなっていることがある。

 「患者さんが胃が痛いと訴えるので医師は胃ばかりを検査し、異常なし!と判断して患者さんを帰してしまった。その後、患者さんが亡くなったというケースはよく聞く話です」。狭心症・心筋梗塞の治療で定評のある大和成和病院(神奈川県大和市)心臓病センターの南淵明宏センター長(46)は言う。

 南淵センター長は心臓外科で、狭心症が重症化したケースに行われる冠状動脈バイパス手術(CABG)等を最も得意とする。96年からは、より身体にやさしいミッド・キャブ(midCABG=低侵襲冠状動脈バイパス手術)をいち早く導入した。この手術は人工心肺という大掛かりな装置を使わずに、心臓が動いている状態で行われる。

 ミッド・キャブは傷口がわずか6センチ程度。患者の左乳輪の内側から斜めに切り開く。次に肋骨(ろっこつ)の内側、つまり心臓側を通っている左内胸動脈を探り当てて、これをグラフト(新しく心筋に血液を供給する血管)にする。そして、冠状動脈の中でも最も重要な左前下行枝の狭窄(きょうさく)部より先に、T字状に左内胸動脈を糸で縫い合わせて連結させる。

 この小さな切開口で行う、ミッド・キャブは高度な技術を必要とするため、国内ではごく数人の心臓外科医しか修得していない。手術は2時間程度で終了。そして、患者の身体にいかにやさしいかは術後を見るとはっきりする。「患者さんは術後翌日にはもう歩いていらっしゃいます。これが証明していると思います」。心臓血管の手術も、身体にやさしい時代が到来したのである。

 ▼左前下行枝 心臓には右冠状動脈、左前下行枝、回旋枝の3本の太い動脈がある。これらの動脈は心臓の中でも、より重要な左心室の筋肉にそれぞれ30%、50%、20%ずつ酸素と栄養を運んでいる。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆冠状動脈バイパス手術の名医

 ▽相沢病院(長野県松本市)心臓病センター・藤松利浩センター長
 ▽豊橋ハートセンター(愛知県豊橋市)・大川育秀副院長
 ▽金沢大学医学部付属病院(石川県金沢市)心肺・総合外科・渡辺剛教授
 ▽滋賀医科大学付属病院(滋賀県大津市)心臓血管外科・浅井徹教授
 ▽京都大学医学部付属病院(京都市左京区)心臓血管外科・米田正始教授
 
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