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  この病気にこの名医
 

【第31回】

3週間で効果「舌下減感作療法」

この病気にこの名医

スギ花粉症の最新治療

 スギ花粉症にも根治療法はある。その代表が免疫療法の一種である減感作療法(抗原特異的免疫療法)。「体質改善のために2年以上という時間がかかります。根気よく取り組む必要がありますが、実際には、なかなか通い切れないという人もいらっしゃいます」と日本医科大学付属病院(東京・文京区)耳鼻咽喉科の大久保公裕助教授(45)は言う。

 減感作療法の弱点は、長期間の通院を必要とする点だが、それを改善した「舌下減感作療法」を、大久保助教授は行っている。“舌下”とあることでも分かるように、スギ花粉(抗体)エキスを舌下から吸収する治療。頻繁な通院の必要がないという。「舌下から抗原エキスを吸収させると、あごの下の左右にあるリンパ節にエキスが届きやすいのです。リンパ節はアレルギー反応に関係の深い免疫機能を持っています。さらに症状の出るのが目と鼻というように顔に集中しています。その点でも近くに位置する舌下≠ニいう方法が有効なのです」。

 その療法を紹介しよう。1日1回、パン片を舌下に置いて、そこにスギ花粉エキスを目薬を点眼するように垂らし、2分間待った後にのみ込んでしまうだけでいい。少しずつスギ花粉エキスの濃度を上げていき、3週間連続で治療を行った後、それからは週に1〜2回にする。さらに2〜3週間に1回と間隔を広げて行き、やはり2年間続ける。通院は1カ月に1回で大丈夫。

 「週に1回は通院しなければならない減感作療法と比べると、ずっと取り組みやすい療法です。2年間続けますが、3週間程度で効果が表れてきます」。現在、大久保助教授の下で臨床試験が行われているが、有効率は減感作療法とほぼ同じ80%。患者の身体的負担が少ないので一般普及が待ち望まれている。

 ▼舌下減感作療法の受診条件 花粉症の人はハウスダストのアレルギーを併発している人が多い。この治療を受けられるのはスギ花粉単独アレルギーの人に限定される。治療を開始するのは5〜6月、もしくは9〜10月ごろである。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆花粉症の名医◆

 ▽日本赤十字社和歌山医療センター(和歌山市)耳鼻咽喉科・榎本雅夫部長
 ▽岡山大学医学部付属病院(岡山市)耳鼻咽喉科・岡野光博講師
 ▽独立行政法人国立病院機構福岡病院(福岡市南区)耳鼻咽喉科・宗信夫非常勤医師
 ▽鹿児島大学医学部付属病院(鹿児島市)耳鼻咽喉科・黒野祐一教授
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