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  この病気にこの名医
 

【第33回】

対応できるのは直径2センチまで

この病気にこの名医

内視鏡治療(胃がん)(中)

 日本人に最もなじみ深いがんといえば、やはり胃がん。死亡者数が減少しているのは、早期に発見されるケースが70%と多いからである。

 胃がんは早期に発見されると、身体に傷つけることなく、口から内視鏡を入れて治療する「内視鏡的粘膜切除術」が行われる。04年に改訂された日本胃癌学会の「胃癌治療ガイドライン」によると、内視鏡治療の範囲、いわゆる標準治療は「リンパ節転移のない早期胃がん」「一括して切除できる大きさ(直径2センチ以下)」「分化がんで潰瘍(かいよう)のないがん」とされている。

 「具体的には胃壁の最も内側の粘膜内にとどまっているがんで、直径が2センチまでが対象です」。内視鏡治療で定評のある国際医療福祉大学附属熱海病院(静岡県熱海市)の川口実副院長(55)は言う。

 「内視鏡的粘膜切除術」は、83年に登場した革命的治療法である。患者の口から内視鏡を入れ、先端を胃がんの病巣まで持っていく。次に内視鏡の先端から針を出してがん病巣下に止血薬を配合した生理食塩水を注入する。がん病巣はプクッと隆起する。

 「胃がんは小さいうちは潰瘍がなく、日本の内視鏡医は小さい胃がんを発見する力がありますから、これが開発されたことで胃がん治療が大きく前進したのです」。その隆起したがん病巣に、今度は内視鏡の先端からスネアといわれるループ状のワイヤを出してかけ、首を締めるようにギュッとがん病巣を締めて高周波電流を流して焼き切る。

 身体に優しい治療だが、弱みはある。

 <1>技術的に熟練を要する(合併症の危険がある)。

 <2>直径2センチまでの粘膜内がんにしか対応できない。

 「1回で取り切れないときは2、3回に分けて切除することも可能です。ただ、その場合は病巣でがんがきれいに取り切れていると判断ができれば大丈夫ですが、やはり技量が必要となります」。早期で発見できたのだから、再発することのないよう、内視鏡を得意とする実力ある医師の治療を受けるべきである。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆胃がん内視鏡治療の名医◆

 ▽札幌厚生病院(札幌市中央区)消化器科・今村哲理部長
 ▽福島県立医科大学付属病院(福島市)消化器内科・小原勝敏助教授
 ▽社会保険中央病院(東京都新宿区)消化器内科・浜田勉部長
 ▽ムラタクリニック(東京都港区)消化器・内科・村田洋子院長
 ▽国際医療福祉大学付属熱海病院(静岡県熱海市)消化器内科・川口実副院長
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