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  この病気にこの名医
 

【第46回】

鉄欠乏症貧血の人に多い

この病気にこの名医

むずむず脚症候群(中)

 睡眠障害に結びつき、重症になると"自殺"にも結びついてしまう、脚の異常感覚を引き起こす『むずむず脚症候群』。ある調査によると、日本人の成人の5%が異常感覚を自覚しているという。

 眠ろうとする頃に太股、ふくらはぎなどの深部が「じりじり」「むずむず」「痛痒いような」不快症状に襲われる。

 そして、やっと症状がおさまって眠りについても、もうひとつの症状に眠りを著しく妨げられる。

「その症状とは『周期性四肢運動』です。睡眠中に20?30秒間隔で足首をカクッカクッと蹴るような動作を続けるのです。この症状で中途覚醒し、再入眠が困難になるのです。むずむず脚症候群の人の50?80%が周期性四肢運動を合併しています」

 というのは、代々木睡眠クリニック(渋谷区代々木)井上雄一院長。

 症状はかなり特徴的とあって、メカニズムもすでに分かっているかと思いきや、残念ながらまだ正確な原因は不明。ただ、脳内のドーパミン作動性神経細胞の機能低下が関係しているのが分かってきた。

 また、中枢神経での鉄の減少はドーパミンの機能を低下させることもわかってきた。

「むずむず脚症候群は鉄欠乏症貧血の人に多いです。また、生理出血の多い人や妊娠中にも起こりやすいのです。人工透析を受けている人にも多い。それが腎移植をされるとスパッと治ったという報告もあります」

 加えて、うつ病の治療薬を服用していてまれにむずむず脚症候群を発生することがある。このときは、うつ病の治療薬を変更・中止していくことになる。

 このようにメカニズムも特徴的な症状も分かってきているので、睡眠障害の専門医たちは患者への問診で、まず診断がつく、ただ、周期性四肢運動があるか否かについては、専門の睡眠検査を受ける必要がある。診断がつくだけに、皮膚科や整形外科でさまよっている患者は、1日も早く正しい診断を受けるべきである。

 ▼ドーパミン 神経細胞間で信号のやりとりをするのに重要な神経伝達物質のひとつがドーパミン。人間が手足を動かしたり、さまざまな運動をするときに、ドーパミンはいわば機械の潤滑油のような働きをする。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆むずむず脚症候群の名医◆

 ▽虎ノ門病院(港区虎ノ門)神経内科・野沢胤美非常勤医(昭和大学病院客員教授)
 ▽東京慈恵会医科大学附属病院(葛飾区青戸)精神科・伊藤洋助教授
 ▽岡田クリニック(名古屋市中区)・岡田保院長
 ▽阪南病院(大阪府堺市)・黒田健治院長
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