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  この病気にこの名医
 

【第50回】

発作期の酒、たばこは厳禁

この病気にこの名医

群発頭痛(中)

 “史上最激の頭痛”の群発頭痛は慢性頭痛の1つ。群発地震のようにいつまでも続くことからこの名称がついた。“最激”の表現が示す通り、市販薬で何とかできる生易しいものではない。

 「まずは、すぐに医療機関へ駆け込んで『高濃度酸素吸入法』を受けることが大事です」とアドバイスするのは、東京女子医科大学(東京・新宿区)脳神経センター頭痛外来の清水俊彦講師(46)。高濃度酸素吸入法とは医療用の純度100%の酸素を約15分間、フェースマスクを使ってゆっくり吸入するもの。拡張した血管が収縮し、痛みが治まってくる。

 「ただし、群発頭痛発作の起きるのは眠っている夜中や明け方です。前もって医療機関と話し合っておくと良いでしょう」。この高濃度酸素療法とともに、現在、最も即効性のある治療が「スマトリプタンの注射」である。「約10分程度で発作を軽減させられます」。

 スマトリプタンは目の後ろを走る内頸(ないけい)動脈を収縮させるばかりか、血管周囲の炎症も抑えてくれる。トリプタン製剤には、今日では経口薬、水なしで使える口腔(こうくう)内速溶錠、点鼻薬などがあり、患者のライフスタイルに合わせて使い分けられている。

 さらに、群発頭痛の発作を少しでも減らすため、予防的に薬を用いるのも有効。「発作は1、2カ月続きますが、その間に、内頸動脈の拡張を抑えるエルゴタミン製剤、または血管の異常拡張を抑えるカルシウム拮抗(きっこう)薬、三叉(さんさ)神経の炎症を抑える副腎皮質ホルモン薬を服用すると、頭痛発作の回数が減少します」。

 そして、生活習慣面では、群発頭痛の起きている群発期のお酒とたばこは厳禁。「アルコールは血管を拡張させますし、たばこは煙が鼻孔の奥の神経節を刺激し、ともに発作を引き起こすことになります」。十分な自己管理が必要である。

 ▼トリプタンの効果 注射薬は約10分で効果が出るので最も即効性がある。次いで点鼻薬が約15分、口腔内速溶薬が約30分、経口薬が約30〜60分となっている。どれを使うかは医師と十分に話し合って決めよう。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆頭痛の名医◆

 ▽小山すぎの木クリニック(栃木県小山市)・清水俊彦医師
 ▽阿見第一クリニック(茨城県阿見町)・清水俊彦医師
 ▽日本医大病院(東京都文京区)脳神経外科・喜多村孝幸助教授
 ▽喜多村脳神経クリニック(東京都新宿区)・喜多村一幸院長
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