速報記事一覧へ スコア速報一覧へ スポーツカレンダーへ

nikkansports.com・ホームへ
共通ナビゲーションを飛ばす。ページメニューへ MLB | PDF号外 | プレゼント | 占い | 映像 | 新聞購読
0
googleの検索機能
nikkansports.com・ホームへ

click here!
社会TOP
健康連載
おくやみ
メーンメニュー
・ 野球 ・ サッカー
・ スポーツ ・ バトル
・ 競馬 ・ 芸能
・ 社会 ・ 釣り

地域情報
・ 北海道
・ 東北6県
・ 静岡
・ なにわWEB
・ 九州
ページトップへ
社会タイトル

  この病気にこの名医
 

【第75回】

病理診断で浸潤度はっきり

この病気にこの名医

大腸がん(内視鏡)(下)

 大腸ポリープで最も多い隆起したタイプは「内視鏡的ポリペクトミー」が行われる。ポリープが扁平(へんぺい)タイプの場合は、「内視鏡的粘膜切除術」が行われる。

 内視鏡的粘膜切除術は肛門から内視鏡を入れ、扁平タイプのポリープ下に内視鏡の先端から針を出して生理食塩水を注入する。すると、ポリープ部分がプクッと盛り上がる。あとは内視鏡的ポリペクトミーと治療は同じ。

 ループ状のワイヤをポリープにかけてギュッと締めて高周波電流で焼き切る。「切除後は、その病変全例に病理診断を行っています」と、内視鏡検査・治療の第一人者、田坂記念クリニック(東京・渋谷区)の佐竹儀治院長(65=昭和大医学部客員教授)は言う。つまり、がん部分をすべて取り切れているか、正確ながんの浸潤度合いはどうかが、ここではっきりする。

 大腸の壁は内側から「粘膜」「粘膜下層」「固有筋層」「漿膜下層」「漿膜(しょうまく)」の5層からなり、その深達度などから大腸がんの進行度は6段階に分類されている。

「mがん」はがんが粘膜内にとどまっている。「smがん」はがんが粘膜下層に入っている。「mpがん」はがんが固有筋層に入っている。「ssがん」はがんが漿膜下層にまで入っている。「seがん」はがんが漿膜の表面に出ている(露出)。「siがん」はがんが大腸の壁を超えて隣接臓器に浸潤している。

 さらに、smがんは1〜3に分けられている。「sm1は浸潤度が少ないので早期がんといえますが、sm2、sm3ではリンパ節転移もあり得るため、リンパ節を取る必要があります。この部分は内視鏡的粘膜切除術ではなく、腹腔(ふくくう)鏡下手術、もしくは開腹手術になります」(佐竹院長)。

 そして、今、smがんについてはより詳しく深達度をはかるようになった。「sm浸潤が1000ミクロン未満ではリンパ節転移のないことが研究で分かっています。顕微鏡で見ながらマイクロメーターで深さをはかっています」。

 なお、術前には超音波内視鏡などを使って深達度を知るといった方法を用いた診断も進んできている。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆大腸がん(内視鏡)の名医◆

 ▽多田消化器クリニック(京都市中京区)多田正大院長
 ▽大阪医科大学附属病院(大阪府高槻市)第U内科・平田一郎助教授
 ▽広島大学病院(広島市)光学医療診療部・田中信治助教授
 ▽久留米大学病院(福岡県久留米市)第2内科・鶴田修講師
 ▽服部胃腸科(熊本市)服部正裕院長
前のページへ戻る このページの先頭へ
広告ガイド会社案内このサイトについて問い合わせ
  nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
  すべての著作権は日刊スポーツ新聞社に帰属します。
  
野球ページへ サッカーページへ スポーツページへ バトルページへ 競馬ページへ 芸能ページへ 社会ページへ 釣りページへ