速報記事一覧へ スコア速報一覧へ スポーツカレンダーへ

nikkansports.com・ホームへ
共通ナビゲーションを飛ばす。ページメニューへ MLB | PDF号外 | プレゼント | 占い | 映像 | 新聞購読
0
googleの検索機能
nikkansports.com・ホームへ

click here!
社会TOP
健康連載
おくやみ
メーンメニュー
・ 野球 ・ サッカー
・ スポーツ ・ バトル
・ 競馬 ・ 芸能
・ 社会 ・ 釣り

地域情報
・ 北海道
・ 東北6県
・ 静岡
・ なにわWEB
・ 九州
ページトップへ
社会タイトル

  この病気にこの名医
 

【第76回】

患者のQOLを高く維持する治療

この病気にこの名医

大腸がん

 「定年でここへきました」と言うのは、要町病院(東京・豊島区)消化器がんセンターの太田博俊センター長(61)。癌研究会付属病院消化器外科副部長として、その技量には定評があった。それを請われての就任。

 なんと、太田医師を慕う患者が500人以上もついてきた。近隣の患者ばかりではない。北海道、四国などからもやってくる。定年という言葉とは裏腹にパワー全開。同センターでの1年間の胃がん、大腸がん手術は130例を超えた。「癌研時代が年間130例でしたから、ほとんど同じ手術数です」。

 内視鏡的切除のできる患者が増えているものの、やはり、まだまだ進行したがんも多く、進行がんと末期がんを含めると約63%に。「肝転移した患者さんのケースでは、大腸がんが邪魔をして食べ物が通りませんでした。QOL(クオリティー・オブ・ライフ)を良くするために手術をしました」。患者のQOLを高く維持する治療を積極的に行う。

 一方、早期の直腸がんでは、開腹することなく、また内視鏡的切除でもなく、「経肛門的直腸粘膜切除術」を行う。「肛門から直腸がんを手術する方法です」。より身体にやさしい手術を追求するだけに、月に80例のペースで胃・大腸の内視鏡検査・治療も行っている。「手術を1例1例大事にし、反省し、腕が上達するのです。患者さんにはいろいろ教えられます。まさしく、『患者さんは皆わが師なり』です」。

 太田センター長が薫陶を受けた癌研付属病院名誉院長、故・梶谷鐶(たまき)氏の言葉が口をつく。消化器の拡大手術を日本で最初に行い、生命維持の限界を教えた名医である。

 「まだまだ、患者さんに貢献したいですね」。バイタリティーあふれる太田センター長である。

 ▼QOL クオリティー・オブ・ライフ。生活の質と訳されている。例えば手術で治らないケースでも、その手術で今の生活が維持できるようであれば局所的な手術でも行われる。今、この生活の質を下げないことが重要視されている。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆大腸がん(外科)の名医◆

 ▽群馬県立がんセンター(群馬県太田市)消化器外科・沢田俊夫院長、高橋稔部長
 ▽たむら記念病院(千葉県銚子市)外科・高橋孝副院長
 ▽国立がんセンター中央病院(東京都中央区)大腸外科・森谷≪ゥ手術部長
 ▽国立国際医療センター(東京都新宿区)消化器外科・斎藤幸夫医長
前のページへ戻る このページの先頭へ
広告ガイド会社案内このサイトについて問い合わせ
  nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
  すべての著作権は日刊スポーツ新聞社に帰属します。
  
野球ページへ サッカーページへ スポーツページへ バトルページへ 競馬ページへ 芸能ページへ 社会ページへ 釣りページへ