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  この病気にこの名医
 

【第84回】

性質によって死に結びつくケースも

この病気にこの名医

脳下垂体腫瘍(上)

 脳下垂体腫瘍(しゅよう)をご存じだろうか。脳腫瘍の1つだが、良性の腫瘍である。腫瘍の性質によって「巨人症」や「先端巨大症」「クッシング病」などをひき起こし、ほっておくと、中には死に結びつくケースもあるので、早期発見、早期治療が大事。

 脳腫瘍の発生は年間10万人に15人程度で、その約18%が脳下垂体腫瘍。「主に20〜60歳に発症します。男女差はあまりないといわれますが、私の診療では多少女性に多いと思います」とは、脳下垂体腫瘍の手術の第一人者・日本医科大学付属病院(東京・文京区)脳神経外科の寺本明教授(57)。そして、続ける。「原因はよく聞かれるのですが、食事や遺伝子的要素はありません。ただ、多少影響を与えているといえるのは、妊娠、分娩(ぶんべん)、経口避妊薬、ホルモン補充療法(HRT)など内分泌学的な環境の変化です」。

 この原因説明で分かるように、脳下垂体は全身のホルモン(内分泌)に関係している。小児期から思春期にかけて手足や内臓の成長を促す「成長ホルモン」、乳汁を分泌させる「プロラクチン」、このほか「甲状腺刺激ホルモン」「副腎皮質刺激ホルモン」「性腺刺激ホルモン」「抗利尿ホルモン」「子宮収縮ホルモン」などの支配ホルモンを分泌。まさに、ホルモンの中枢なのである。

 その脳下垂体にできる腫瘍には、大きく分けて4つある。腫瘍自体ホルモンを分泌しない「ホルモン非分泌性腺腫」。これが36・6%を占める。次がホルモンを産生する腫瘍で3つある。プロラクチンが多量分泌され、女性では無月経、男性ではインポテンツに結びつく「プロラクチン産生腺腫」が16・5%。思春期には巨人症、成長後の発症では先端巨大症になるのが「成長ホルモン産生腺腫」。これが26・5%を占める。そしてクッシング病と呼ばれる「副腎皮質刺激ホルモン産生腺腫」は7・8%。「クッシング病はほっておくと死に結びつくので、私たちは何が何でも治さないといけない疾患です」。

 ▼脳下垂体の位置 脳下垂体は頭蓋(ずがい)骨のほぼ中心、眉間(みけん)の奥7センチのところにある。女性の小指の先端程度の大きさで前葉と後葉に分かれており、重さはわずか1グラム。ここがホルモンの中枢である。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆下垂体(外科)の名医◆

 ▽広南病院(仙台市太白区)下垂体外科・池田秀敏部長
 ▽千葉大学医学部付属病院(千葉市中央区)脳神経外科・佐伯直勝助教授
 ▽帝京大学医学部付属市原病院(千葉県市原市)脳神経外科・松野彰助教授
 ▽虎の門病院(東京都港区)脳神経外科・山田正三医長
 ▽東京女子医科大学脳神経センター(東京都新宿区)脳神経外科川俣貴一准講師
 ▽日本医科大学付属病院(東京都文京区)脳神経外科寺本明教授
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