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社会タイトル

  この病気にこの名医
 

【第85回】

インポ、高血圧、糖尿を引き起こす

この病気にこの名医

脳下垂体腫瘍(中)

 頭蓋(ずがい)骨のほぼ中心にあって、全身のホルモンの中枢である脳下垂体。この脳下垂体に腫瘍(しゅよう)ができると、さまざまな疾患をひき起こす。その良性腫瘍はホルモンを産生しないタイプとするタイプに分けられ、産出するタイプはさらに3つに分けられ、合計4つになる。

 <1>ホルモン非分泌性腺腫

 脳下垂体腫瘍の約40%を占めるホルモンを分泌しない腫瘍。女性では月経不順、男性ではインポテンツ。男女ともに疲れやすく、腫瘍が大きくなると視力や視野に異常が出てくる。「基本的には手術。術後は放射線をかけるか経過観察です」と、日本医科大学付属病院(東京・文京区)脳神経外科の寺本明教授(57)は治療方法を解説する。

 <2>プロラクチン産生腺腫

 乳汁を分泌させるプロラクチンが多量に分泌される。女性は無月経で乳汁分泌がある。男性ではインポテンツに−。「薬物治療が第1選択肢になります。ブロモクリプチンという薬がよく効き、ホルモンの過剰産生が低下するばかりか腫瘍が縮小。場合によっては消失してしまいます」。

 <3>成長ホルモン産生腺腫

 成長ホルモンが過剰になる。それが思春期に発症すると巨人症、大人になって発症すると手足の先端、額、あご、舌などが肥大する先端巨大症となる。また、糖尿病、高血圧などを高率に合併する。「治療は手術と薬物療法です。最初に手術を行って、その後薬物療法を追加していきます」。

 <4>副腎皮質刺激ホルモン産生腺腫

 副腎皮質に副腎皮質ホルモン(ステロイド)を出すように命令する副腎皮質刺激ホルモンが過剰になると、クッシング病になる。高血圧、糖尿病をほとんど合併する。「副腎皮質刺激ホルモン産生腺腫はステロイド注射を打っているのと同じ状態です。ほっておくと感染症を起こしやすく、肺炎などで亡くなってしまいます。治療は手術です。手術で腫瘍を取ってしまうとたちまち改善してしまいます」。

 ▼クッシング病の症状 クッシング病は肥満が特徴。特にムーンフェイスといって顔が満月のように丸くなる。胸・腹部が肥満し、ニキビが出やすく体毛が濃くなる。下腹部に青紫色の皮膚線条ができる。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆下垂体(外科)の名医◆

 ▽昭和大学病院(東京都品川区)脳神経外科・阿部琢巳教授
 ▽新潟県立中央病院(新潟県上越市)脳神経外科・田村哲郎部長
 ▽金沢大学医学部付属病院(石川県金沢市)脳神経外科・立花修講師
 ▽信州大学医学部付属病院(長野県松本市)脳神経外科・田中雄一郎助教授
 ▽浜松医科大学付属病院(静岡県浜松市)脳神経外科・西沢茂助教授
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