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  この病気にこの名医
 

【第86回】

先端巨大症は経鼻的下垂体手術

この病気にこの名医

脳下垂体腫瘍(下)

 頭蓋(ずがい)骨の中心に位置する脳下垂体はホルモンの中枢。そこにできる良性の腫瘍(しゅよう)が脳下垂体腫瘍である。この腫瘍は大きく4つに分けられる。今回は、脳下垂体腫瘍の26・5%を占める「成長ホルモン産生腺腫」にスポットをあてる。

 「腫瘍によって成長ホルモンが分泌します。思春期に発症すると『巨人症』、成人で発症すると『先端巨大症』となります」と、日本医科大学付属病院(東京・文京区)脳神経外科の寺本明教授(57)は解説するが、先端巨大症とは−。

 「手足の先端、額、あご、唇、舌などが肥大し、ろれつが回らなくなったり、指輪や靴のサイズが合わなくなります。さらに顔付きも変わってきます」。指輪のサイズが倍になるケースもあるが、自分ではちょっと太った程度、もしくは時間をかけて大きくなるので「私はもともとこういう手だった」と思っている患者もいる。

 糖尿病、高血圧症、心不全、動脈硬化、直腸がんなどを合併し寿命が短くなるので、少しでも「変だ」と思ったら内分泌内科を受診しよう。先端巨大症と診断されると専門の外科医を紹介される。

 先端巨大症の治療の第1選択は手術。「できる限り腫瘍を多く取り除くことで50〜60%は解決します。手術は開頭手術ではなく経鼻的下垂体手術で行います。経験豊かな医師が行えば、脳外科の手術の中でも特に安全な部類に属すると思います」。

 十分に腫瘍が取り除けなかった40〜50%は、術後に薬物療法となる。「サンドスタチンという薬を病院で月に1回注射してもらえばOKになりました。90%の方が十分に成長ホルモンをコントロールでき、50〜60%の方は注射を続ける限り正常化します」。

 薬には副作用がつきものだが、「大きな副作用がない」という点が良いところである。

 ▼経鼻的下垂体手術 すでに100年以上行われている確立した手術。上の前歯の付け根の口腔粘膜を切開し、鼻腔の裏側からアタックする手術。開頭手術のように傷あとの残ることがないので、患者は社会復帰しやすい。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆下垂体(外科)の名医◆

 ▽名古屋大学医学部付属病院(名古屋市昭和区)脳神経外科・斎藤清助教授
 ▽京都大学医学部付属病院(京都市左京区)脳神経外科・高橋潤講師
 ▽大阪大学医学部付属病院(大阪府吹田市)脳神経外科・斎藤洋一講師
 ▽兵庫医科大学付属病院(兵庫県西宮市)脳神経外科・有田憲生教授
 ▽広島大学病院(広島市南区)脳神経外科・有田和徳助教授
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