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  この病気にこの名医
 

【第9回】

ニコチンパッチで禁煙率70%

この病気にこの名医

たばこ依存症(上)

 「たばこをやめたいのにやめられない」という人の強い味方が「禁煙外来」「禁煙クリニック」である。禁煙指導に的を絞った専門外来で、94年、ニコチンガムの登場を機に全国的に増加した。

 JR東京総合病院(東京・渋谷区)内分泌内科の禁煙外来は、患者の強い支持を受けている。94年12月に開設され、10年を超えた。「99年に貼付(てんぷ)剤のニコチンパッチが登場し、たばこ依存症の受診患者が年間約400人にも増えました」とは、内分泌内科の石井周一部長。患者数ばかりか禁煙成功率も上昇した。

 「60%が70%にアップしました。ニコチンガムはかみ方にコツがあったりして難しいのですが、パッチは1日1枚はるだけですからね。患者の90%はパッチを選択します」。禁煙成功率15〜20%といわれる中、70%とは…。「ニコチン置換療法を行って、それが終了する2カ月後の成功率が70%です。1年後となりますと約30%です」。30%でも優良な成績であることに変わりはない。

 石井部長が禁煙外来を設けたのは、糖尿病を専門としていたからだ。「糖尿病は合併症の怖い病気です。たばこは糖尿病にも当然悪いのです。片足を切断してもたばこをやめられず、両足を切断してもやめられない人もいらっしゃるのです。そんな患者を身近にしていたので、たばこをやめるお手伝いをしたかったのです」。

 まずは、患者にニコチン依存症や習慣依存症といった病気であることを強く認識してもらう点からスタート。「病気に正しく対応すれば必ずたばこはやめられます。ただ、ニコチン依存症が強い人は難しい。今後はさらにカウンセリングにも工夫を凝らしていこうとも考えています。とにかく、たばこ病は適切な治療をすると治ることも多いのでやりがいがあります」。

 石井部長は前向きである。

 ▼ニコチン置換療法 ニコチン依存症の人が禁煙を始めると不愉快なニコチン離脱症状が出る。その症状を消失するためにニコチンをたばこ以外の方法で補給し、2カ月間で依存症をなくす治療法。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆たばこ依存症の名医

 ▽JR東京総合病院(東京都渋谷区)内分泌内科・石井周一部長
 ▽東北中央病院(山形市)放射線科・大竹修一部長
 ▽東北大学医学部付属病院(宮城県仙台市)腎・高血圧・内分泌科禁煙外来・山本蒔子医師
 ▽小張総合病院(千葉県野田市)健康管理部(内科)・小西明美部長
 ▽東京女子医科大学病院(東京都新宿区)内科・阿部真弓講師
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