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  この病気にこの名医
 

【第97回】

視力維持率87%「光線力学療法」

この病気にこの名医

加齢黄斑変性症の治療(上)

 患者が増加している眼科疾患、加齢黄斑変性症は高度の視力低下に結びつくとあって恐れられている。その加齢黄斑変性症のうち「浸出型」は、数カ月で視力が落ちてしまうほどに進行が速い。

 精密検査を行って加齢黄斑変性症と診断されると、これまでは「レーザー光凝固療法」が行われていた。眼底の新生血管に強いレーザーを照射して焼き切り、視力を維持させる治療だった。「ただし、網膜の中央の黄斑部の中心、中心窩(か)に新生血管が入っていると中心窩をさらに損傷させてしまうので、その新生血管に栄養を送っている血管を見つけて凝固するしかできませんでした」と黄斑変性症の治療で知られる駿河台日本大学病院(東京・千代田区)眼科の湯沢美都子教授(54)は言う。

 効果的な治療法がなかった中心窩に新生血管がある加齢黄斑変性症に対して、信頼に足る治療法がついに登場した。04年5月1日に保険が適用され、明るい話題を提供した。

 レーザーを使った「光線力学療法」がそれである。「日本では5大学で臨床研究が行われ、2年間の経過観察で良い成績が出ました」。治療前の平均視力0・2を維持したのである。治療2年後、視力がアップ、もしくは維持したのを合わせると87%。下がった人はわずかに13%にすぎなかった。「また、光線力学療法の治療回数が1年目は3回だったのが、2年目にはわずか1回と、回数がぐんと減っています」。

 もちろん、米国での2年間の臨床試験の結果も「統計的に優位な差が出た」という。ついに患者が期待できる治療法の登場をみたのである。

 ▼加齢黄斑変性症 加齢に伴って、カメラのフィルムに例えられる眼底の網膜、その中央部にあたる黄斑部に病的な老化現象が現れるのが加齢黄斑変性症。「物がゆがんで見える」「見ようとする所の中心が暗くなってしまう」「視力が低下」といった自覚症状が出る。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆黄斑変性症の名医◆

 ▽名古屋大学医学部付属病院(名古屋市昭和区)眼科・寺崎浩子教授
 ▽名古屋市立大学医学部付属病院(名古屋市瑞穂区)眼科・小椋祐一郎教授
 ▽滋賀医科大学付属病院(滋賀県大津市)眼科・大路正人教授
 ▽京都大学医学部付属病院(京都市左京区)眼科・吉村長久教授
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