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  この病気にこの名医
 

【第98回】

5日間は太陽光線避ける

この病気にこの名医

加齢黄斑変性症の治療(下)

 眼底の網膜の黄斑部が障害され、視力低下から失明にも結びつく「加齢黄斑変性症」。その最新治療が04年5月1日に保険適用され、注目を集めている。

 それは「光線力学療法」。「半導体レーザーを使った治療です。黄斑部の中心の中心窩(か)に入っている新生血管はレーザー光凝固ができませんでしたが、光線力学療法は正常な視細胞にほとんど障害を与えることなく新生血管をたたけるのです」と説明するのは駿河台日本大学病院(東京・千代田区)眼科の湯沢美都子教授(54)。

 光線力学療法は、まず光感受性物質(ベルテポルフィリン)を腕の静脈から10分かけてゆっくり点滴注入する。ベルテポルフィリンは一般に悪玉といわれるLDLコレステロール結合しやすい。LDLコレステロールは新生血管の内皮細胞にたまりやすい特徴があり、それを利用したものである。

 15分後、ベルテポルフィリンが新生血管に到着したら、半導体レーザーを照射する。「この治療のためのレーザー機器を使い、83秒間照射します。83秒間で切れるようになっています」。ベルテポルフィリンはレーザー光に反応して活性酸素を産出する。活性酸素が新生血管だけをたたき、破壊してしまう。新生血管だけをつぶすので、新生血管が中心窩に入っていても行えるのである。

 治療は2泊3日の入院で行われ、患者は光過敏症になるので、その対応策が教育される。「太陽光線を避け、外出時はサングラスにひさしの長い帽子をかぶってもらいます。光感受性物質注入から5日間で薬は抜けます。それ以降はまったく問題ありません」。

 治療後、3カ月ごとに検査を行い、異常があると再度、再々度治療が行われる。万が一、次に光線力学療法ができないケースでは硝子体手術で新生血管を抜去する方法、黄斑部を正常な場所に移動する中心窩移動術などが検討されることになる。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆黄斑変性症の名医◆

 ▽関西医科大学付属香里病院(大阪府寝屋川市)眼科・高橋寛二助教授
 ▽大阪大学医学部付属病院(大阪府吹田市)眼科・田野保雄教授
 ▽香川大学医学部付属病院(香川県三木町)眼科・白神史雄教授
 ▽九州大学病院(福岡市東区)眼科・石橋達朗教授
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